VOLK RACING TE37 SAGA S-plus 19inch 高性能スポーツカーを自在に操るための頼れる味方

2024/02/08 17:44

CLOSE-UP WHEEL

 

RAYS

VOLK RACING  TE37 SAGA  S-plus 19inch

 

高性能スポーツカーを

自在に操るための頼れる味方

 

YR-Advance VAB WRX STI

TE37 SAGA S-plus 19×9.5J inset 35

PROXES T1 Sport 245/35R19

 

設計思想を踏襲しながら大型のブレーキにも対応

 

TE37 SAGA S-plusに19インチが追加される。発売は今春で、間もなくのこと。

 

スポーツカーのエンジンパワーはスペックがどんどん上がっている。それにともなって操縦安定性を高めるべく、タイヤとホイールは大径になり、ブレーキシステムも驚くほどに大型化が進んでいる。車重だって相応なものだ。

 

S-plusの設計思想はそれらを許容するもので、19インチは求めに応じた待望のサイズだ。というのも、既存のTE 37 系19インチでは、リムの形状から最新の大型ブレーキとの組み合わせが難しいケースが生じていた。この19インチはM2純正の400㎜ブレーキローターあたりまでをターゲットにしている。

 

PROVA VBH WRX S4

TE37 SAGA S-plus 19×9.5J inset 35

POTENZA RE-71RS 255/35R19

 

リムにはレイズの技術で実現した、強度に優れるノーマルリムが採用されている。これは大型ブレーキへの対応だけではない。加速、旋回、減速をたしかにするホイールづくりには当然、リムの構造が重要な要素になるという。

 

実走で効果がテキメンに表れるとのこと。全体に剛性と強度が整ったホイールは、引き換えに多少重量が増えるものの、剛性の恩恵のほうが勝り、軽やかな走りと的確なインフォメーションを得ることができる。ボルクレーシングはすべてにおいて、そこも意識した開発がなされている。

 

そんなわけで、19インチは機能性の確保とともに、大型ブレーキとのマッチングを可能にした。国産車の純正ブレーキでは大きな部類に入るVAB WRX STI後期のキャリパーとローターを、すっぽり収めている。

 

さて、カラー設定はほかのサイズと同じく、ブロンズとダイヤモンドダークガンメタの2色となる。15インチ、17 インチ、18インチ、19インチとラインアップ拡充を果たしたが、次に控えるのが20インチである。先駆けて東京オートサロンの会場で試作モデルが公開され、早くも反響を得ていた。

 

スポークとリムの結合部分は、広さがたっぷり取られる。そして、スポーク間の『正三角形状』は、力を逃がすカナメ。それらは歴代モデルで採用されてきた伝統だ。

スポーク裏面は2本のスポークをひとつの組にしたようなコの字断面。肉抜きだけでなく、イメージ的にホイールが受ける力を2 方向に分散させている。

 


NE24 club sportもスタンバイ!

Project μ ZN8 GR86

NE24 club sport 18×9.0J

POTENZA RE-71RS 235/40R18

 

NE24はボルクレーシングのTE / CE / ZE / NEという流れの中で、最も新しいモデル。

NE24クラブスポーツはそのNE24にチューニングを加え、スポーツ性をさらに高めている。

 

設定カラーはNE24にはない、クラブスポーツを主張するブラック。機能面ではセンターサークルがハブとの締結性を確保したうえで、削り込まれている。NE24の同サイズと比べて100g~200g軽い。もうひとつハードな走行への対応に、リムの両端にはタイヤのビードをホールドするローレット加工が備わる。

 

また、ホイールを彩る赤色と白色の専用ステッカーが付属するのもクラブスポーツだけの特典。自身の好みで、デコレーションできる。サイズは18インチと19インチの計16種類をラインアップ。

 


TE37 SAGA S-plus 20inchも

東京オートサロンに参考出品

オートサロンに向けて、でき上がったばかりの20インチ試作モデル。高出力で車重があり、ブレーキも大きなヘビー級のハイパフォーマンスカーが対象だ。

 

剛性や強度の持たせ方は19インチの延長上にある。20インチのリムには胴体の形状がストレートに近い、ノーマルリムが採用された。ローター径が410㎜のR35GT-R NISMOなどへのマッチングを想定している。

 

展示ホイールは20×10.5J inset 25。カラーはマットトランスハーセントブラック。20インチの正式リリース時に、通常のモデルには刻まれないRAYSのマシニングロゴとともに限定カラーとして販売を計画している。

 

 

■レイズ TEL 06-6787-0019  https://www.rayswheels.co.jp

 

 






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