筑波スーパーバトル「全日本ジムカーナ選手権タイムアタック車両紹介」GR YARIS BC3クラス 一色健太郎
2023年12月6日に開催された「REVSPEED筑波スーパーバトル」では、全日本ジムカーナ選手権車両によるタイムアタックが行われた。ここでは出場各車を紹介。
GR YARIS BC3クラス 一色健太郎 タイム1′01.564
■最高出力320ps/5800rpm■最大トルク43kg-m/4300rpm■ブースト 1.8kg/㎠■IHI タービン■CARU CompGate40 ウエストゲート■HPIインタークーラー■イベンチュリー エアクリーナー■RSKオリジナル 30セルメタルキャタライザー■純正 3本出し加工マフラー■トラスト Prefec ブーストコントローラー■タカタ ドグミッション■ATS フルカーボンクラッチ■ATS 軽量フライホイール■ATS カーボンL.S.D. (F 1way R 1.5way)■ファイナルギア4.25■オクヤマ 7点式ロールケージ■ハイパコ スプリング(F 15.2kg/mm R 16kg/mm)■コサリックワン ダンパー(F 1way R 4way)■シルクロード アッパーマウント■ウインマックス パッド(F itzz R7 R itzz R4)■DIREZZA 03G F&R 265/35R18■VOLK RACING ZE40(F 18×10.5J インセット24 R 18×9.5J インセット44)■TOM’Sフロントバンパー■ガレージベリー リアウイング■LUCK ボンネット■左右ドア リアクオーターガラス アクリルワンオフ
チューニングカーに近い様相となっている一色健太郎のGRヤリスは、全日本ジムカーナのBC3クラスにエントリーしていて、2023年はシリーズ4位を獲得している。
エンジン自体は純正のままだが、COMPGATE40のウエストゲートとGReddy Profecによってブーストを制御していて、ジムカーナ時のブースト圧は1.8kg/cm2で、最高出力は約320psだという。今回のタイムアタックでは気温が低かったこともあり、バックストレートで約2.0kg/cm2ほど掛かっていて、パワー感もいつも以上だったそうだ。
筑波スーパーバトルに向けては、通常は1200kgの最低重量規定があるために搭載している50kgのウエイトを降ろしたが、空力を意識してエンジンアンダーカバーを装着。それ以外はジムカーナ時と同じセッティングで挑んだ。
筑波サーキットは初走行だったというが、ベストタイムは1分1秒564をマーク。ジムカーナ車両なので空力パーツを付けていないため、ウイングやカナードを装備してセッティングを煮詰めていけばもう少しタイム短縮が図れるとのことだった。
ATSのカラーリングで仕立てられているGRヤリス。軽量化のためにドアやリアクオーターのガラスはアクリルで自作したという。L.S.D.はATSのカーボン製で、フロント1way、リア1.5wayをチョイス。
足まわりは、ダンパーがコサリックワンで、スプリングはフロントがハイパコ、リアがHALスプリングを装備する。タイヤはDIREZZA 03Gで、サイズはF&R265/35R18。