筑波スーパーバトル「全日本ジムカーナ選手権タイムアタック車両紹介」MXPA10 YARIS PN1クラス 斉藤邦夫

2024/01/24 00:00

2023年12月6日に開催された「REVSPEED筑波スーパーバトル」では、全日本ジムカーナ選手権車両によるタイムアタックが行われた。ここでは出場各車を紹介。

 

MXPA10 YARIS PN1クラス 斉藤邦夫 タイム 1′10.196

 

■最高出力120ps/6600rpm■最大トルク14.8kg-m/4800rpm■CUSCO L.S.D. 1way■ファイナルギア4.214■KYB スプリング F&R 8kg/mm■KYB(TRD) ショック F&R■プロジェクトμ F レーシング333  R スポーツシュー■DIREZZA β11(F&R 195/50R16)■RAYS TE37(F 16×7.0J インセット25 R 16×6.5J インセット38)■TRD レーシングハーネス6P■BRIDE ZETAⅣ TRD Ver■ワンオフ 強化エンジンマウント

 


GR Garage Netz群馬 G’SPICEのサポートを受け2023年の全日本ジムカーナに出場してきたのが、斉藤邦夫が操るこの1.5ℓのヤリスになる。

 

参戦しているPN1クラスはレギュレーションによりエンジンや吸排気系に手を加えられず、おもなチューニングポイントは足まわりとなる。

 

装着しているサスペンションは、TRDとKYBが共同で開発しているテストモデル。スプリングも同じメーカーを選択していて、レートはフロントが8kg、リアが5~5.1kgをセットしている。だが、今回は筑波サーキットに合わせてリアのレートを上げて参戦。また、リアのブレーキシューやL.S.D.をCUSCOの1Wayに変更しているのが、筑波スーパーバトルへ向けての変更点になる。

 

 

 

目標としていた1分9秒台には届かなかったものの、2022年とほぼ同タイムの結果となり、ヤリスのベースグレードでも十分にサーキット走行を楽しめることを示していた。

 

ヤリスのベースグレードを使用しているので、足まわりやブレーキ、タイヤ、ホイールなどを装着しても約250万円で競技車両が製作できるという。タイヤは、DIREZZA β11でサイズはフロント、リアいずれも195/50R16。サスペンションはKYB(TRD)ダンパーとスプリングを装着し、今回はフロント、リアいずれも8kg/mmのレートとなっていた。

 

 

 






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