オートガレージMのZD8がスーパーチャージャーを搭載!独自セッティングでよりパワフルに!!
2023/12/01 16:36
- CATEGORY : GR86/BRZ
オートガレージMのZD8がスーパーチャージャーを搭載!
独自セッティングでよりパワフルに!!
Photos/稲田浩章,清水良太郎 Text/勝森勇夫
AUTO GARAGE M ZD8 BRZ
インジェクターの大容量化とリストリクターのキャンセル、そして独自のコンピューターセッティングで、FA24型エンジンとGT2-7040Lの性能を目一杯引きだす。怒涛のトルク感は想像以上だ
■HKS スーパーチャージャーキット ■オートガレージM オリジナルECU ■トラスト オイルクーラー ■K&G ラジエーター ■オーリンズ M-spec(F:10㎏/㎜ R:8㎏/㎜) ■クスコ Rアーム/フルピロ ■エンドレス・F:モノブロック4 R:モノブロック2 ■エンドレス CC-Rgブレーキパッド ■ADVAN A052(225/35R-18)■BBS RI-A(18×9.5J inset 45)■クスコ・LSD type-RS 1.5way ■HKS フロントリップスポイラー ■トラスト リアウイング ■ブリッツ Touch-B.R.A.I.N. ■レカロ RS-G) ■クスコ ハーネス
オートガレージMのZD8 BRZが、当初の予定通り、スーパーチャージャーによるパワーアップチューンを決行した。吸気系に手を加え、制御も独自で行うことで、パワーユニットのポテンシャルをフルに引き出す。
起用したスーパーチャージャーシステムは、HKSの『GT2 SUPERCHARGER pro KIT』。独自セッティングにより、デフォルト値(メーカーコンプリート仕様)の概ね40ps増しのパワーを獲得!
手を加えた吸気系のメニューは、インジェクター(ポート噴射側)の大容量化と、吸気量を制限するリストリクターのキャンセル。これにより、メーカー発表のデフォルト値を大幅に上回るパワーを獲得した。ちなみにサーキットシェイクダウンとなったこの日の出力は、約330psだ。
「パワーは、コンピューターを詰めれば、まだ上を狙えます。今日は、あくまでもシェイクダウン。NAでセットアップしてきた各機関と、エンジン特性のマッチングの検証がメイン」と、三浦義博代表は、久々のFRスポーツ過給機チューンに意欲を見せる。
開発当初から、スーパーチャージャーによるハイパーチューンを計画。最終仕様を見越し、効率よくチューンを進めてきたオートガレージMのZD8。NA 仕様の時点でも、すでに、岡山国際サーキットで1分46秒台をマークする仕上がりを見せていた。
大幅なパワーアップによるクーリング系や駆動系への負荷も、今のところ問題なし。今後は、フットワークとコンピューターのセッティングの詰めがメインとなる。
ラジエターはK&G。オイルクーラーはトラスト製をチョイス。共に、NA仕様時からの装着パーツだが、性能に不足はない。HKS製となるインタークーラーはスーパーチャージャーKITの構成パーツ
エキゾーストはアペックスでチューン。L.S.D.はクスコのタイプRSベースのオリジナルセッティング。効かせたいときにだけ効く理想の特性が、ZD8の旋回性能を一段とブラッシュアップ!
ブレーキはエンドレスのRacing MONO(F:4POT R:2POT)システムで強化。ハイパワーチューンにも余裕綽々の制動力を発揮する。フットワークはオートガレージM専用仕様となるオーリンズのM-specで、バネレートはフロント10㎏/㎜、リアは12㎏/㎜。アームはセッティング自在のフルピロ仕様だ
タイヤ&ホイールは、ADVAN A052(255/35-18)とBBS RI-A(18×9.5J inset 45)のコンビネーション。キャンバーは現状、フロント、リアともに4度だ。フットワークは、エンジンパフォーマンスを使い切れるよう、今後もベストセットを探る
■オートガレージM 香川県高松市上天神町751-7 TEL087-816-8777