カープロデュースアルテックス ZD8 BRZ「コスパにこだわり独自開発を始動。 完全オリジナルの車高調をテスト」
カープロデュースアルテックス ZD8 BRZ
コスパにこだわり独自開発を始動。
完全オリジナルの車高調をテスト!
Photos/稲田浩章,清水良太郎 Text/勝森勇夫
カープロデュースアルテックス ZD8 BRZ
サーキット対応のストリート仕様をコンセプトとするアルテックスのBRZ。岡山国際サーキットで、若いカスタマーをターゲットに開発を進める車高調KITのシェイクダウンを実施した。
完全オリジナルとなる新作の最大の特徴は、フロントが倒立式であること。狙いはケース剛性の強化とオイル容量の拡大で、ハンドリングの向上と同時に乗り心地の低下を抑える。
テストしたプロトタイプのスプリングはフロントが10㎏/㎜、リアは12㎏/㎜。前後とも20段の減衰力調整機能を備え、サーキットはMAX〜5段戻し、ストリートユースでは10段〜15段戻しを理想値にセッティングされている。
若いカスタマーたちのお財布事情を考え、販売価格は22万円(税込み)を予定。最強のコスパを目指す意欲作で、松野卓也代表は「年内にはリリースしたい」と話す。以下は、この日試乗した谷口選手のコメントだ。
「サーキットを攻めた感触は悪くない。フロントもリアも、しっかりと曲がろうとしてくれる。気になった点としては、ステアリングのきり始めの引っかかり感があったこと。解消すればずっとよくなる」
ストラット式となるフロントサスは、倒立式を採用する。バネレートはフロントが10㎏/㎜、リアが12㎏/㎜。ストリートからサーキットまで幅広く対応する設定だ
プロトタイプのスプリングは、マイルドな反発特性のスウィフト製だ。標準仕様は異なるが、乗り心地にこだわる人向けに、オプションとして選択が可能になる模様
アクセルペダルをブレーキペダルに近づけ操作性を高める「オフセットペダルKIT」や、踏ん張り感のよい「フットレスト」も新たにリリース。小技パーツも続々開発!
結晶塗装を施したインマニのデリバリーもスタート。エンジンルームのドレスアップ効果が絶大なメニューだ。新品ベースの他、お得な中古品ベースのプランも用意されている
<カープロデュースアルテックス BRZ(ZD8)>
■アルテックスオリジナルサスペンションKIT(F:10㎏/㎜、R:12㎏/㎜)、クスコアッパーアーム■クスコLSD typeRS(2WAY)、デフマウント連結プレート■POTENZA RE-12D(F&R:265/38R18)■アルテックスオリジナルカーボンフロントスポイラー■VOLK RACING CE28SL(18×10J inset 44)■ブリッドXERO VS
■カープロデュースALTEX 岡山県岡山市東区東平島1171-3 TEL086-201-5021 http://altex001.com/