プロショップ スクリーン&D2ジャパン GRスープラ「「A90を徹底攻略!ECUチューンも熟成の域へ」REVSPEED筑波スーパーバトル2022
2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
PROSHOP SCREEN & D2 JAPAN
DB42 SUPRA
プロショップ スクリーン&D2ジャパン
DB42 スープラRZ
A90 GRスープラを徹底攻略!
ECUチューンも熟成の域へ
タイム 58.375
クラス ストリート-レーシングラジアル-FR1
ドライバー 佐々木雅弘
タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A(F&R 285/35R19)
■車両重量 1483kg ■最高出力 548㎰ ■最大トルク 83.2kg-m ■ブースト 1.5kg/㎠ ■レボリューション カーボンインダクションボックス /メタルキャタライザー ■RH9 フルチタンマフラー ■RH9 フロントパイプ ■スクリーン ECUTEK現車合わせセッティング ■CSFE ヒートエクスチェンジャー ■D2 MASAスペック車高調サスキット(F 14kg/mm R 36kg/mm) ■フルピロ化 ■D2 ブレーキキャリパー(F:6POT R:4POT+EPB) ■D2 356㎜ 057ブレーキローター ■D2 レース用ブレーキパッド ■VOLK RACING ZE40(19×10J 33)■レカロ RS-Gアルカンターラ ■AIM SOLO DL ■ingsフルエアロ ■ings GTウイング
ECUチューンにも力が入るスクリーン。千葉弘代表がセッティングした車両は速くて壊れないと評判だ。デモカーでテストを繰り返してきた日頃の努力の賜ものといえる。
ブーストアップ仕様となるGRスープラもそのひとつ。ヒートエクスチェンジャーやエアクリボックスで吸気温度の安定を図り、RH9フルチタンマフラーで排気効率を高める。
そのうえでECUTEKで現車合わせセッティングを行ない、最高出力548㎰、最大トルク83.2kg-mを発揮する。
大パワーを活かすべく佐々木雅弘選手とタッグを組んで開発したD2スクリーン車高調MASAスペックや、D2ブレーキキャリパーを装着。今回はイングスの新作フロントバンパーを投入することで、さらなるタイム短縮を目指す。
あいにく当日は路面コンディションが厳しく、ターゲットとしていた筑波56秒台入りは叶わなかったが、それでもクラストップとなる58秒3をマーク。GRスープラ攻略が着実進行していることを証明してみせた。
ECUTEKでセッティングを行い、ブーストアップ仕様で約550㎰を発揮する。純正タービン仕様のデータは完成に近いと千葉代表。純正ECUの解析をさらに進め、電子制御の介入も入りにくくなっているという
佐々木プロと二人三脚で仕上げたD2車高調サスキットのMASAスペック。バネレートはフロント18kg/㎜、リア38kg/㎜まで高められる。リアは高反発のHALスプリングを採用し、さらにトラクション性能が向上した
D2ジャパンの鍛造キャリパーはフロント8POT、リア4POT。制動力が高められるのはもちろん、前後バランスもよくコントロール性も高い。サーキットでの安心感をもたらしてくれるブレーキシステムだ
フロントまわりのダウンフォースを効果的に獲得できるイングスのNスペックRフロントバンパー。フロント下部をすっぽり覆うアンダーパネル形状で、フロア下を流れる空気の流速を高められる
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
「スポーツランドSUGOで行った事前テストではバンパー交換で約1秒タイムアップ。ダウンフォースが強くなり、安定性が高まっていることが確認できました。そのほかECUデータを詰めたり、バネレートの向上など細かい仕様変更を重ねています。以前、R35GT-Rのブーストアップ仕様でのタイムが57秒台前半。GRスープラのライトチューンでそれを超えたら凄いよねと、佐々木雅弘選手と話しています。着実に速くなっています」(プロショップ スクリーン 千葉弘代表)
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
「さすがスクリーンといった感じでパワー感も十分。今回イングスの新型エアロバンパーを付けたことで、フロントのダウンフォースが確実に増しています。空力バランスをとるためにリアのウイングを立てるなど、細かいセッティングも行いました。できれば56秒台に入れたいと話していたんだけど、コンディションが悪かった。今回はベストタイムを更新できなかったけど、条件さえ合えば決して難しい目標ではないと思う。それほどクルマはよく仕上がっています」(佐々木雅弘 選手)
■プロショップ スクリーン 宮城県富谷市成田9-1-17 TEL022-348-3761
■D2 JAPAN TEL022-779-6512