イングス DB02 スープラRZ「S耐でも効果を実証した新作バンパーを投入!」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

 

ings
DB02 SUPRA

イングス
DB02 スープラRZ

 

 

S耐でも効果を実証した
新作バンパーを投入する

 

タイム 58.783
クラス ストリート-レーシングラジアル-FR1
ドライバー 佐々木雅弘
タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A(F&R 285/35R19)

 


■車両重量 1526kg ■最高出力 400㎰ ■最大トルク 59.9kg-m ■アペックス マフラー ■サード スポーツキャタライザー ■エンドレス ジール FUNCTION.COM車高調 ingsスペシャル ■HALスプリング(F 20kg/mm R 38kg/mm) ■フルピロ化 ■エンドレス キャリパー(F:6POT R:電動キャリパー対応インチアップキット) ■VOLK RACING G025(F&R 19×10J 33)■ブリッド ジータⅣ ■ings N-SPEC R フロントバンパー/フロントエアロフェンダー/サイドステップ/リアバンパー  ■ings Z-POWER GTウイング

 

 

パワー関係では排気系プラスαのライトチューンながら、前回の筑波スーパーバトルでは58秒9をマークしたイングスの A91スープラ。オリジナルのエアロパーツによる空力向上と、足まわりのみでどこまでタイム短縮できるかをテーマに製作された合法チューンドだ。足まわりはZEALベースのオリジナル車高調をセットする。

 

今回のトピックは、フロントに新作のNスペックRバンパーが投入されたこと。S耐車両での実戦で開発が進められた本格アイテム。リップ下部はエンジンルーム下部を覆うアンダーパネル形状となっており、フロントの浮き上がりを予防。コーナー進入ときにノーズが入りやすくなるという。

 

その強力な空力性能に「前後バランスが上手く取れれば好タイムが狙えるはず」とイングスの山野敏行代表。当日はところどころにウエット部が残るあいにくの路面コンディションとなったが、見事ベストタイムを更新する58秒783をマーク。新作バンパーの効果を見事に実証してみせた。

 

 

S耐でもたしかな空力効果で貢献しているNスペックRバンパー。カナード一体型のデザインや冷却効率に優れたダクト開口部など、機能性を重視した本格派だ。リップ下部はアンダースィープ形状となっている

 

 


オリジナルのフロントエアロフェンダー内に収まるホイールは、ボルクレーシングG025の19インチ。タイヤは昨年とおなじポテンザRE-12D タイプAの285/35を履く

 

強力なダウンフォースを発揮するZ-POWERウイング。スープラ専用設計となっており、美しい取り付けを実現する。今回はガーニーフラップも追加されていた

 

デュフューザー一体型のリアバンパーもオリジナル。排気系はサード・スポーツキャタライザー+アペックスN1エクストリームに交換し、最高出力は約400㎰だ

 

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

「S耐でテストを重ねた新作バンパーに変更しています。それ以外の仕様はまったく昨年と変わりません。条件さえ整えば58秒台前半、あわよくば57秒台と思ったのですが、路面状況が厳しかったですね。そんな中でもベストタイムを更新できたのは、新作バンパーの効果があってこそ。A91スープラはECU攻略が困難であるなどの問題はありますが、ライトチューンでもここまで速くなるということを実証できたと思います」(イングス 山野敏行代表)

 

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

「新作バンパーの装着によりフロントのダウンフォースは格段にアップしていて、コーナーリングでの安定性が格段と高まっている印象。今後はリアとのバランスを取っていけば、さらに空力性能アップの恩恵が得られるはず。A91型の電子式の純正L.S.Dは減速側でもしっかりと効いて、リアが安定しているので安心してコーナーに飛び込んでいけるのもメリット。路面状況さえよければ、さらなる好タイムが期待できると思う」(佐々木雅弘 選手)

 

 

 

 

■イングス TEL0744-42-0611 https://www.ings-net.com/

 

 

 






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