テクノプロスピリッツZZW30 MR-S「ターボ化で戦闘力を高めた878kgの超軽量車両」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

Techno PRO Spirit
ZZW30 MR-S

テクノ プロ スピリッツ
ZZW30 MR-S

 

 

ターボ化で戦闘力を高めた
878kgの超軽量車両

 

タイム 58.404
クラス オープン-FR
ドライバー スピリッツ太郎
タイヤ ADVAN A050 G/S (F 225/45R16  R 255/40R17)

 

■車両重量 878kg ■最高出力 約450㎰ ■ブースト 1.5kg/㎠ ■2ZZエンジン換装 ■GTX28タービン ■ワイセコ 鍛造ピストン ■BCクロアー バルブスプリング ■トラスト オイルクーラー(2基掛け) ■アルミ12層ラジエーター ■ワンオフ2層インタクーラー ■1050ccインジェクター ■AEM 燃料ポンプ ■LINK ECU ■MonkeyWrench エキマニ ■ワンオフ フロントパイプ&マフラー ■クライフ シーケンシャルトランスミッション ■クスコ 1.5way L.S.D ■4.4ファイナル ■ワンオフ4点式ロールバー ■エナペタル車高調サスキット ■ハイパコ スプリング(F 14kg/㎜ R 16kg/㎜) ■TPS ビッグローター(F:300㎜ R:302㎜) ■TPS オリジナルパッド ■VOLKRACING TE37V (F 16×8J 25 R 17×9.5J 15) ■純正リップ+アンダーパネル ■スピリッツ オリジナルダックテール ■ボルテックス GTウイング

 

 

 


4スロメカチューンからターボ仕様へと変更し、最高出力は約2倍となる450㎰程度まで引き上げているテクノ・プロ・スピリッツのMR-S。強化パーツを組み込んだ2ZZエンジンをギャレットGTX28タービンで武装。LINKフルコンでマネージメントする。

 

トランスミッションはクライフのシーケンシャルで、フラットシフトも導入された。

 

軽さにもこだわりドライカーボンルーフやチタン製ロールバーなどにより車重は878kgまで絞り込んだ。ベストタイムは57秒6をマークする。

 

今回は足まわりセッティングの見直しを実施。リアのキャンバーを4度半から4度に起こしてトラクションの向上を図る。またフロントが軽いためコーナー立ち上がりでアンダー傾向になるのを改善するべく、車高をフロント10㎜、リア5㎜ダウン。ロールを抑えつつ、前下がり気味にすることで姿勢変化の適正化を行った。

 

しかしアタック時の路面状況が整っていなかったこともあり、自己ベスト更新はならず。タイム短縮は次回アタック時までお預けとなった。

 

 


ワイセコの鍛造ピストンで強化した2ZZエンジンに換装。GTX28タービンをセットし、最大ブースト1.5kg/㎠に約450㎰を発揮する。軽さも手伝って、刺激的な速さを手に入れている

 

 

走りに不要なパーツを徹底的に排除し、軽自動車並みの800kg台まで車重を絞り込む。LINKフルコンで制御し、AEMダッシュロガーも装備。最高速(GPS)は210km/hを計測した

 

 


クワイフのシーケンシャルを入れるが、強度的にはギリギリとのこと。またアクセルを踏んだままシフトアップできるフラットシフトも導入。ただし運転には慣れが必要とのこと

 

 


ローター径こそ拡大しているものの、キャリパーはノーマルのまま。ホイールはボルクレーシングTE37Vで、タイヤはアドバンA050を組み合わせる

 

 

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

 

「パワーもあるし旋回性能も高い。運転が楽しいクルマに仕上がっています。あえていえば、フロントが軽いのでコーナーの出口でプッシングアンダーが出がち。また重量ものが後方に集中しているためリアのロールが大きいですね。今回はそうした挙動を解消するために車高やアライメントを変更してきました。自己ベスト更新とはなりませんでしたが、路面状況が微妙ななか昨年よりタイム短縮していることからも、決して悪くない方向にセッティングできていると思います」(テクノ・プロ・スピリッツ スピリッツ太郎さん)

 

 

■テクノ プロ スピリッツ 埼玉県川越市小中居945-1 TEL049-235-4886 
https://tp-spirit.co.jp

 






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