ユウ ロードスターRF「JG6クラスチャンピオン車両は、高いコーナリングスピードを保った走りが可能」全日本ジムカーナ車両筑波タイムアタック

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

 

全日本ジムカーナ車両タイムアタック

 

BS itzz NTLロードスター/NDERC  ロードスターRF

ドライバー ユウ

タイム 1’05.201

タイヤ    POTENZA RE-12D TYPE A (F&R 215/45R17)

全日本ジムカーナ JG6クラス

 

「エンジンはレブリミットの500rpmほど手前から制御が入り、伸びないため、走行1回目はギア選択が難しかった。最終コーナーでは最後にシャシーがガクッと大きくロールして戻ってこない感じなので、丁寧なステアリング操作が必須。まっすぐ止めて、ブレーキをサッと抜かないと制御が介入し、走りにくかった。走行2回目は1コーナーを2速で立ち上がるなど各コーナーでひとつ低いギアを選択して、1分5秒201のベストタイムを出せました」(ユウ選手)

 

 

■車両重量 1098kg ■クスコ RS L.S.D.(1.5way) ■コサリック スプリング&4Wayダンパー  ■ウインマックス itzzブレーキパッド  ■TCL ADVANCE Premium DOT5.1フルード   ■VOLK RACING ZE40(F&R 17×8J 35) ■ナイトスポーツ エアロパーツ(F&R) ■ボルテックス GTウイング Type12B SN 1390mm  ■ BRIDE ZETA Ⅳ ■スパルコ 6点式ハーネス ■スパルコ R345ステアリング

 

 

 

JG6クラスチャンピオン車両は

高いコーナリングスピードを保った走りが可能

 

全日本ジムカーナ選手権のJG6クラスでシリーズチャンピオンとなったユウ選手のロードスターRF。エンジンはノーマルでシャシーやボディ本体も大きな手を加えられないが、筑波で1分5秒2をマークした。

 

ショートホイールベース&ワイドトレッドの特性を活かし、高いコーナリングスピードを保った走りが可能で、ジムカーナでの戦闘力はかなり高い。しかし、サーキットではステアリングの初期の反応がよすぎて、その後のロールもいきなりグラッとくる特性を緩和するサスペンションのセッティングが重要だとユウ選手。

 

ノーマルでサーキット走行をした場合、ドライバーに繊細な操作を強いる傾向があるが、できるだけ高速コーナーでの安定性を向上させるべく、独自のサスペンション&ダンパーのセッティングを重ねた。

 

GTウイングなど空力パーツでのグリップ向上、機械式L.S.D.の装着などによるメカニカルグリップの向上など、狙ったチューニングが功を奏して、FRらしいコントロール性の高い走りを実現している。

 

 

ロードスターRFに搭載される直列4気筒2Lエンジン。最高出力184PS/7000rpm、最大トルク20.9kgm/4000rpmと、ノーマルでもかなりパワフルで、車両重量1098kgしかないこのRFと組み合わせで十分にスポーティかつパワー感のある走りが得られる

 

RFはルーフまわりりが重く、コーナリングの切り返しでグラッとロールする。それをいかに抑え込むかが重要だ。コサリックでスプリング(レートは非公開)や4wayダンパーの仕様変更を重ね、アライメントなどで独自のセッティングを試してコントロール性を高めた。L.S.D.はクスコRS(1.5Way)との組み合わせで、高速コーナーでも安定している

 

 

 

 

ロードスター&RF専用に開発されたボルテックスのGTウイング「タイプ12B」の効果は抜群。ボディが丸いNDロードスターでも車両規定をはみ出さないよう専用開発されたモデル。電動ルーフの開閉にも干渉しない。高速コーナーの安定性を飛躍的に向上した

 

 

繊細な操作が求められるND はシート選びも重要。ブリッドの ZETA Ⅳは、タイトな車内でも干渉しないローポジション仕様だ。スパルコの6点式ハーネスとR345ステアリングを装着

 

 

 

 

 

 

 

 






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