レーシングドライバーのマイカーアタック「BUNZO選手は足まわりに吸排気系をチューニングした仕様でタイヤを履き替えテスト」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

レーシングドライバーのマイカータイムアタック
BUNZO(中島保典)選手 ZN8 GR86

 

BUNZO選手のマイカー ZN8 GR86
ベストタイム 1’03.885
タイヤ  ADVAN A052(F&R 245/40R17)

    NEXEN N’FERA Sport R(F&R 215/45R17)

 

 

■車両重量 1211kg( N’FERA Sport R 215/45R17装着時)■アペックス インテークダクト/スーパーサクション ■アペックス フルエキゾーストシステム(スーパーキャタライザー、エキマニ、N1エボリューションマフラー) ■クスコ スポーツS(F 9kg/mm R 10kg/mm) ■ウインマックス AC2ブレーキパッド ■ENKEI GTC02(17×9J 43)

 

 

BUNZO選手はGR86でエントリー。「完成度が高く、フルノーマルで楽しめる」と、サスとブレーキとタイヤ以外はしばらくノーマルのままで走り込んでいた。それから、アペックスのフルエキゾーストシステム(触媒、エキマニ、マフラー)とインテークダクトを装着。4000~5000rpmのトルクが大きくなり、ドライバビリティが向上しているそうだ。

サスキットはクスコの86/BRZレース用を装着。フロントのバネレートのみ1kg/mmアップ。リアの車高を下げ気味にして、リアの空転を抑えることを狙っている(L.S.D.はノーマル)。

 

今回のスーパーバトルでは、タイヤ銘柄を入れ替えてタイムアタックした。持ち込んだのはアドバンA052(245/40R17)と86/BRZレース用のネクセン エヌフィラ スポーツR(215/45R-17)だ。

 

普段はA052(235/45R17)を履いている。ランニングコストを考えて、17インチにこだわるのがBUNZO流で、245と235では外径が異なるので、そのギア比の違いもテストした。245で1分3秒5ぐらいが目標だったがマッチングがいまひとつ。スポーツRも4秒2がベストだった。リアを空転させないサスのセットを見つけてから、L.S.D.を装着する予定だ。

 

 

 

「A052の245は、ケースが硬すぎてタイヤがグリップする前に滑り出す感じ。ブレーキでプッシュするとまったく曲がらず、ダンパーをちょっと締めたけど改善が見られませんでした。タイヤのバランスとして235のほうが相性はよいみたいです。ネクセンはフロントのグリップ感がA052の245よりよく、コース前半は速かったけど、熱が上がってピークを越えるとすぐにタレてきてスイートスポットが狭い。基本的に横より縦を使うタイヤですね」(BUNZO 選手)

 

 

 

吸気系はアペックスのインテークダクトとスーパーサクションを新たに投入。排気系と合せエビスサーキット東コースでも1秒のタイム短縮を果たしている

 

排気系はアペックスのフルエキゾーストシステム(スーパーキャタライザー、エキマニ、N1エボリューションマフラー)を装着。中間トルクが1kg-m以上アップしている

 

 

 

1本目のタイヤはA052(245/40R17)にエンケイGTC02(17×9J 43)の組み合わせ。いつもの235より太ければライフが伸びると予想したが、横のグリップが薄く、ミスマッチ気味だった

 

86/BRZレース用のネクセンN’FERA Sport R(215/45R17)もテスト。温度変化に敏感でスイートスポットが狭い印象。コンパウンドが軟らかく、連続周回するとデグラデーションが大きいか!?

 


サスはクスコのスポーツS。標準のバネレートはF 8kg/mm、R 10kg/mmだが、BUNZO号はフロントを9kg/mmに。リアの車高も下げ気味にすることで前後のバランスが改善。Fにスタビも入れることも検討中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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