アクティブ ZN8 GR86「厳選パーツで目指す大人の快速スポーツ」REVSPEED筑波スーパーバトル2022
2023/01/16 09:00
- CATEGORY : 筑波スーパーバトル
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2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
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ZN8 GR86
アクティブ
ZN8 GR86
厳選パーツで目指す大人の快速スポーツ
タイム 1’04.501
クラス ストリートSUPER LIGHT-FR2
ドライバー 菊地靖
タイヤ POTENZA RE-71RS（F&R 245/35R18）
■車両重量 1262kg ■トラスト 10段オイルクーラー ■シムス オイルパン ■ローテンプサーモスタット ■サード モーションコントロールビーム ■アクティブ MONACOスペシャル車高調サスキット（KYB スプリング F&R ８kg/mm）■クスコ デフマウントカラー／キャリアカラー ■エンドレス CCRgブレーキパッド ■スイベル レーシングブレーキホース ■ENKEI GTC02（F&R 9.0Ｊ×18 42） ■サード LSRカーボンウイング
ND5RCロードスターやZC33Ｓスイフトスポーツでスーパーバトルに挑んできたアクティブ。新たなプロジェクトカーとして導入したのがＧＲ86だ。
遊べるマニュアルシフトのFR車をベースに目指しているチューニングコンセプトは、ノーマルの優れたバランスを損ねることなく、助手席のパートナーから不満の出ない快速車だ。
2022年8月の納車から慣らしを兼ねてじっくりノーマルの素性を解析。その結果、ファーストステップとして装着したのが走りに欠かせないハイグリップタイヤのポテンザRE-71RS。そしてそれに合わせたサスキットとブレーキ、シャシーのパフォーマンスアップを中心としたメニューだ。こだわりはリアのセッティングで、安定した挙動を獲得すべく、リアメンバーやデフマウントにはカラーを追加している。
パワー系は吸排気もECUも完全なノーマルながら、シェイクダウンの菅生でいきなり１分38秒台を記録。筑波スーパーバトルでは目標を1分3秒台と目標としてのチャレンジだった。
スピードリミッターカットのVACを装着。パワー系は吸排気、ECUも含め完全なノーマル。油温対策としてオイルクーラー、水温対策でローテンプサーモとLLCを変更した
ホイールとタイヤは、GTC02（F&R 18×9J 42）にRE-71RS（F&R 245/35Ｒ18）の組み合わせ。オリジナル車高調MONACOはリアの安定性にこだわったセッティング
サードのボディダンパーは不快な振動と振り返しの軽減、ステアリングレスポンス向上を狙って装着。同じくサードのロータイプウイングは、スタイル引き締めのために導入した
インテリアの変更点はドライバーズシートのみで、軽量化も一切なし。「大人の快速スポーツ」のコンセプトに合わせ、シートはリクライニングタイプを選択している
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
「ＧＲ86の現状はストリートが8割、サーキット2割のバージョン1.5というレベルかな。FR車はリアがとくに重要なので、車高調のバネレートに加えデフやメンバーにカラーを追加してハイグリップタイヤで気になる微妙なヨレを対策しています。カスタマーに還元できるデータを蓄積するためのトライとして、次は17インチ化に着手したいと思っています。自身でも積極的にサーキットを走って、楽しい快速車両に仕上げていきます」（アクティブ 市村 克己代表）
ドライバーはこの車両をどう走らせた？
「ひとことでいうならストリート仕様のお手本というようなクルマで、タイヤとサスペンション、要所に施した補強パーツが完璧にバランスしている感じ。どのコーナーでもしっかりとフロントが向きを変えてくれて、立ち上がりでカウンターを当てる必要もないので、オンザレール感覚で気持ちよく走れます。パワーこそノーマルのままだけど、そうしたバランスのよさによる全開率の高さがこのクルマの武器。誰が乗っても同様のタイムが出せそうです」（菊地靖 選手）
■アクティブ 埼玉県春日部市緑町1-8-16 TEL048-738-7670
