ジョイライド with RFR AP1 S2000「2.2ℓから2.4ℓに強化したスーパーチャージャー仕様」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

 

JoyRide with RFR
AP1 S2000

ジョイライト with RFR
AP1 S2000

 

2.2ℓから2.4ℓに強化したスーパーチャージャー仕様
80psものパワーの上乗せして挑む

 

 

タイム 58.010
クラス オープン-FR
ドライバー 阪口良平
タイヤ ADVAN A050 G/S (F&R 265/35R18)

 

■車両重量 1111kg ■最高出力 500ps/7500rpm ■最大トルク 44kg-m ■F20C改2.4ℓ ■スーパーテック バルブ ■ポート加工 ■CP ピストン ■RFR オリジナルコンロッド ■RFP オリジナルクランク ■HKS スーパーチャージャー ■J’S RACING ジエーター ■J’S RACING エキマニ ■RFR オリジナルマフラー ■ハルテック ECU ■OS技研 FR7ミッション ■OS技研 クラッチキット ■OS技研 スーパーロックL.S.D. ■スーパーオーリンズショック ■KYB スプリング(F&R 28kg/mm) ■レジェンド4 キャリパー(F) ■エンドレス ローター(F) ■ADVAN Racing GT(F&R 18×9.5J 45) ■ボルテックス エアロキット

 

ジョイライドとレーシングファクトリー リボルバーとのコラボによるチャレンジ。今回は2.2ℓから2.4ℓに排気量アップの大変更。同時に吸排気ともビッグバルブ化、ポート加工とヘッドにも手を入れた。

 

GTスーパーチャージャー装着車に対してヘッドチューンの狙いは、排気の効率を高めることで対ノック性を上げつつ、吸気をより効率よく取り入れること。以前よりパワーは約80psアップの約500ps、トルクは約6kg-m上乗せの44kg-mとなっている。エンジンの発熱量も増えるが、タイムアタックにおいては従来からの冷却系で対応できている。また、前後フェンダーを広げることでA050の265/35R18を履けるようにしている。

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

「トランスミッションはOS技研の7速ドグで、電子制御によりフラットシフトなどドライバーサポートの機能も付けています。あとはリアメンバーを「動きがピーキーだ」といわれる初期モデル用にしています。後期型メンバーはリアの安定度が高いのですがタイムが伸びてこないのです。そこで阪口良平選手のアドバイスにより初期型メンバーにしたら、動きはピーキーになりましたが、それを対処するセッティングをしていくとタイムが伸びるようになりました」(ジョイライド 丸山裕之さん)

 

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

「当初、リアが安定しなかったので、途中でバネレートを変更してもらいました。その結果、高速コーナーも踏んでいけるようになり、コース全体の全開率が高くなりましたが‥‥‥、タイムが伸びなくなりました。まあ、1セットのタイヤでやっているので仕方ないことだと思います。本当の原因がどこにあるかはデータを調べてみないとわからないですが、そんな状況でもとりあえずベストタイムを更新したのはうれしいですね」(阪口良平選手)

 

 

2.2ℓから2.4ℓに排気量アップ。同時にヘッドではポート加工とビッグバルブの組み込みを行った。GTスーパーチャージャーのサイズには変更はない

 

AEM製のダッシュディスプレイを装着して情報を集中的に表示。ミッションは7速のシーケンシャル。ドアはカーボンドアとレーシングカー並みの装備となる

 

 

 

サスペンションはスーパーオーリンズショックにKYBスプリング。途中でリアスプリングを低いレートに交換

 

 

 

 

 

S2000の場合、中期以降のリアメンバーが安定感があるといわれるが、このクルマの場合は前期メンバーでセッティングを詰めていったほうがタイムは伸びた

 

 

 

■ジョイライド 埼玉県桶川市末広2-2-7 TEL048-782-6881

https://www.joy-ride.co/

 






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