クルーズ GXPA16 　GRヤリス「カスタマーの求めるものをプロの技でカタチにしたサーキット遊びクルマ」REVSPEED筑波スーパーバトル2022

2022年12月7日『34th REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

 

CRUISE
GXPA16 GR YARIS

 

クルーズ
GXPA16  GR YARIS

 

カスタマーの求めるものをプロの技でカタチにした

サーキット遊びクルマ

 

タイム　1’01.299
クラス　オープン-4WD
ドライバー　福原章智
タイヤ　ADVAN 　 A050 G/S (F&R265/35R18)

 

 

■車両重量 1268kg　■ブースト　1.5㎏/㎠　■HKS オイルクーラー　■HKS Rタイプインタークーラー ■トラスト インタークーラーパイピングキット　■DRL ラジエーター　■イヴェンチュリ インテークシステム　■レボリューション キャタライザー ■柿本改　マフラー＋テールパイプ加工　■HKS パワーエディター　■オカダプロジェクツ　プラズマダイレクト　■CUSCO RS L.S.D.（ F 1.5way）　■HKS HIPERMAX IV SP（F 18kg/mm R 24kg/mm)　■CUSCO スタビライザー　■CUSCO リアキャンバー調整式アーム／リアトー調整アーム　■Tディメンド　ロールセンターアジャスター／ドライブシャフトスペーサー　■エンドレス W003ブレーキパッド　■エンドレス eスリットブレーキローター　■エンドレス　スイベルレーシングブレーキホース　■エンドレス RF650ブレーキフルード　■VOLK RACING TE37 SAGA S-plus(18×9.5J 30)　■バリス　クーリングボンネット　■レボリューション　バーチカルマウントGTウイング　■クルーズ　オリジナルピラーメーターフード　■CAE　ウルトラシフター　■オリジナルブレーキ　冷却ダクト

 

タイムアタックを担当した福原章智さんは、このGRヤリスのオーナー。十勝スピードウェイをホームとしていて、クラブマンコースで1分27秒4という、かなりの実績を見せている。

 

仕様的には、パワーエディターによるブーストアップと、ロールセンターの改善も含めたサスセッティングがメイン。あくまでサーキットで遊ぶためのクルマという。「自身でゴチャゴチャ考えるよりもリクエストを伝えて、プロに仕様をまかせたほうが安心」というのが福原さんの考え。装備するべきアイテムや手を付けるべきところの選定、この先の楽しみにとっておくところも含めて、担当ショップであるクルーズがメニューを決めている。

 

十勝仕様といえるGRヤリスでのタイムは、1分1秒299というもの。初走行の筑波サーキットで、セッティングの大幅な変更もないままでのこのタイムは、見事なもの。迷いなくアクセルを踏んでいけるという、信頼関係がもたらした好タイムだ。

 

十勝スピードウェイに合わせて仕様変更を行なっているサスペンション。フロントキャンバー6°30、トーはアウトに0.04°、リアはキャンバー4°30、トーはアウトに0.08°とする

 

車高を下げたことでアームの角度が跳ね上がってしまうのを矯正する、ロールセンターアジャスターを装備。4輪のトラクションをしっかりと使うことを考えてのレシピだ

 

排圧を下げることを目的に触媒はレボリューション製へと交換。マフラーは柿本改。サーキット用の遊びクルマとしては、「サウンドがもっと聞こえてくるようにしたい」ことから、テールのみドルフィンタイプにつくりかえた

 

素早いシフトワークを可能とするCAEウルトラシフターをセット。シフトノブがステアリングのすぐ横に位置するため、WRCマシンのような操作感を実現できる

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

「納車前から目標とするべきところを相談して決めていて、そこまでどのようなステップを踏んで段階を上げていくかも決めています。現状はまだ、ステップ2といったところですが、すでに速さは十分といっていいものがありますので、ここからはオーナーの福原さんがやろうか、となったところで、一歩踏み出す予定です。すでにモーテックやロールケージも準備済みなので、この仕様で遊び尽くしたら次に進めていくことになります」（クルーズ　本郷利治さん）

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

「これまでゴルフの7.5Rや、マセラティのグラントゥーリズモなどにも乗り、サーキット走行を愉しんできましたが、GRヤリスは本当に面白いですし、速いです。とりあえず、ハードチューンも考えてのモーテックや、ボディ補強も含めてロールケージは用意してもらっていますが、まだいまの仕様を遊び尽くしていません。これから北海道はオフシーズンになりますので、春になったらまた走って、いろいろと試していきたいと思っています」（福原章智さん）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■クルーズ　北海道札幌市西区発寒10条2丁目8-10 千田ビル1F
TEL 011-664-1757　http://www.cruise-power.co.jp/