レッグモータースポーツ NDERC ロードスターRF「街乗りもサーキットも楽しめる! AT車ベースのチューニング第1章」

レッグモータースポーツ NDERC ロードスターRF

 

街乗りもサーキットももっと楽しめる!
AT車のロードスターチューンを開始

 

サーキットも楽しめるストリートカスタムがコンセプト。独自路線のND チューニングを展開するレッグモータースポーツが、今度はAT車両でRF のデモカーを導入。岡山国際サーキットでのシェイクダウンの模様をお伝えする。

 

Photos/稲田浩章,清水良太郎 Text/勝森勇夫

 

 

シェイクダウンのこの日、岡山国際サーキットで出したベストタイムは1分55秒772。ATを選択するエンジョイ派の人なら、もうすでに十分と思える性能かもしれない

 

 

ベース車両のキャラクターに合わせ、速さよりも楽しさに価値を置いたデモカーづくり。レッグモータースポーツは、NDロードスターの登場以来、独自路線で、このクルマの魅力を高めてきた。

 

新たにチューニングに着手したロードスターRFは、ベース車両に6速ATモデルをチョイス。スポーツチューンやサーキット走行の楽しさを、より一層身近なものにしていく考えだ。

 

普段の仕様のままでサーキットにふらっとでかけても、安全にスポーツ走行をエンジョイできることがコンセプト。AT車でもそんなオールマイティな楽しみ方ができる仕様に仕上げていく。

その第1章となるメニューは、サスペンション、ブレーキ、タイヤの3項目。この日はこれに排気系チューンを加えてのサーキットシェイクダウンだ。基本的に、これまでNDロードスターで培ったパーツや技術が流用できるため、あとはATモデルとなるこのRFに合わせて、セッティングを詰めていく。以下、試乗した阪口良平選手のインプレッション。

 

「2.0ℓでトルクがあるからATでも十分楽しめるね。キビキビと、動きも軽快。ATなら、デフはこのままノーマルでも、抑制的に走れてよいかもしれない。シートは、操作性を考えて、せめてセミバケはほしい感じ。あとブレーキは、フロントの初期の効きを少し落としたほうがノーズダイブを抑えられ、走りやすくなると思う」

 

普段、マイカー(AT車のBRZ)で私的にサーキット走行を楽しむ阪口選手もレッグチューンのRFにも興味津々だった。

 

RF用にチューニングされた「SKYACTIV-G 2.0」は、ノーマルでも十分にパワフル。無闇に速さを求める、大きな改造は行わない。エンジンと環境に優しいオイルキャッチタンクはオリジナルだ

 

クラブスポーツ・ハイパーヘッダーキャタライザーを試着。車検対応にして、5psの出力アップと0.5kg/cm²のトルクアップを実現する秀作。ATモデルとの相性も良好だ

 

フットワークはオリジナルのクラブスポーツ・チャレンジダンパーplus。バネレートはフロント6㎏/㎜、リアは4㎏/㎜+ヘルパー。普段乗りに困らない車高をしっかりキープしたセッティング

 

 

トーコントロールブッシュの硬度をアップすることで、過度なリアのトー変化を抑制。コーナリング時のクルマの操作感をリニアにする。スキルが身につくほどに、必要性を感じるパーツだ

 

トランスミッションは6速AT。2.0ℓエンジン+レッグのチューンで、街乗り楽チン仕様のままサーキットも満喫できる。AT仕様のRFを楽しくするメニューは、今後も続々登場する!

 

タイヤはGOODYEAR EAGLE RS SPORTS(215/45R17)を装着。クルマのキャラクターを考えたクレバーな選択だ。ふだん履きのまま峠へ、サーキットへ。ステージは問わない

 

 

 

 

 

■レッグモータースポーツ 広島市安芸区船越南3-18-13 TEL082-823-5888 http://www.leg-sport.com/






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