ASM FK8 CIVIC TYPE R「ECU書き換えのみでもこのタイム! ASMが提案するFK8の方向性 」REVSPEED筑波スーパーバトル
2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
ASM
FK8 CIVIC TYPE R
ASM
FK8 シビック タイプR
ECU書き換えのみでもこのタイム!
ASMが提案するFK8の方向性
タイム 1’04.467
クラス ストリート-ストリートラジアル-FF1
ドライバー 加藤寛規
タイヤ POTENZA RE-71RS (F&R:245/45R18)
■車両重量 1356kg ■G.T WORKS GENROM ■ZONE ブレーキパッド(F:10F R:88B) ■BBS RI-A (F&R:18×9.5J 50) ■ASM ダクト付きCFRPボンネット
ASMが持ち込んだFK8シビックタイプR。サーキットに主眼を起きつつも、ストリートでも快適に走れる。そんな楽しさと上質さを兼ね備えたクルマづくりを目指している。
その目玉といえるのは、アネブルと共同開発しているザックスベースのオリジナル2wayダンパーだ。これを装着予定だったが、残念ながら間に合わず。純正サスのままでの参戦となった。
おもな変更点はGENROMにてECU書き換えを行なったのと、オリジナルのエアロボンネットやASM限定レカロシートを入れたくらい。ホイールはBBS RI-AでタイヤはRE-71RS。サイズは純正同様の245/40R18にこだわる。またブレーキパッドはZONEに変更。フロントを効かせる方向での摩擦材チョイスを行なった。
まさにノーマルプラスαのファーストステップ仕様といえるメニューだが、加藤寛規選手のアタックで1分4秒4を記録した。ECUチューンのみでも、最終コーナーでは4速でもホイールスピンするほど、パワーが大幅に向上していたという。
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
GTワークスのGENROMで別モノといえるる加速感に
「エンジンはもちろん吸排気系すらノーマルのまま。G.T WORKSのGENROMでECUデータの書き換えを行ないました。下からトルクフルで乗りやすい特性なので楽しめますね。アライメントもほぼノーマルのまま。キャンバーも純正の範囲内でしか付けられないので厳しいのも事実です。そのあたりも今後詰めていくのでご期待ください」
(ASM 金山 新一郎さん)
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
走り方を変える必要があるほどのパワー感
「ECUチューンのみですが、凄いパワー感。旋回中にアクセルを入れるとフロントが掻いちゃうので、タテのグリップ力を上手く使えるように走り方を変えないといけないほど。最終コーナーで4速なのにホイールスピンをしたときには驚きました。エンジンのパフォーマンスが高いので、楽しみながら走れました。足まわりの完成が待ち遠しいですね」(加藤寛規選手)
レカロシートのマッチングもお任せのASM。デモカーでは運転席&助手席いずれもRS-G ASMリミテッドRudyを入れる。ホールド性向上はもちろん軽量化にも貢献する
CFRP製オートクレーブ成形で重量は5.6kgという軽さを誇るエアロボンネット。放熱効果のあるダクト付きで、後端部がガーニーフラップ状になっているのも特徴だ
鍛造1ピースモデルのBBS RI-Aに、ブリヂストンRE-71RSを組み合わせる。ワイドトレッド化はせずに、あえて純正サイズにこだわった
■ASM 神奈川県横浜市中区新山下2-4-7 TEL045-629-0905