ラッシュファクトリー R35 GT−R「着実に進化させたR35で 総合リザルト1位に輝く」REVSPEED筑波スーパーバトル

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

Rush Factory

R35 GT-R 

ラッシュファクトリー
R35 GT−R

 

着実に進化させたR35で
総合リザルト1位に輝く

 

タイム 57.169

クラス ストリートプラス-ストリートラジアル-4WD

ドライバー 柴田優作

タイヤ POTENZA  RE-71RS (F&R: 285/35R20)

 

■車両重量 1700kg ■最高出力 700㎰ ■最大トルク 100kg-m ■最大ブースト1.6kg/㎠ ■RSE 4.1ℓキット(ピストン/コンロッド/クランクシャフト) ■RSE ハイカム (274度 11.3㎜リフト) ■DRL インタクーラー/ラジエーター/オイルクーラー ■APEX RSXマフラー ■サード メタルキャタライザー ■ラッシュファクトリー ECU-TEK現車合わせセッティング ■PPG 強化ミッション ■Linny 強化クラッチ ■ATS カーボンL.S.D. ■ラッシュファクトリー Ryu車高調(F:22kg/mm R:14kg/mm) ■ENDLESS モノブロックキャリパー(6POT) ■PFC ブレーキパッド ■VOLK RACING TE37 Ultra TRACK EDITION II (F&R:20×11J 0) ■フェニックスパワー フロントバンパー ■Kansaiサービス フロントフェンダー ■サード GTウイング

 

自己ベストを更新する57秒169を刻み、総合リザルト1位を獲得したラッシュファクトリーのR35。ブーストアップ時代から徐々にステップアップしてきた車両だ。バランスよくチューンすることで速さにつなげた好例といえる。

 

エンジンは排気量を4.1ℓ化したうえでブリッツのハイフロータービンを合体。最高出力は約700㎰とこれまでと変わらないが、低速からのトルクが太くなっており、どこからでも鋭い加速をみせる。過給圧は1.6kg/㎠と控えめなので、エンジン負荷が小さいのもポイントだ。

 

その大パワーを受けとめる駆動系も抜かりはない。約800㎰を境に壊れるリスクが高まるトランスミッションは、今後のパワーアップを見越してPFG強化ミッション&レイニーの8枚ディスクを導入。併せてアテーサ用のクラッチも強化する。オリジナルマップでアテーサETSの効きも最適化、無駄なくパワーを路面に伝えているのもポイント。ハイオク仕様&ラジアル履きでこのタイムは驚異的だ。

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

低速からトルクフルな4.1ℓ仕様のエンジンをつくってきました

 

「58秒3を記録した前回との違いはエンジン。RSE4.1ℓキットやハイカムを組み込み、ブリッツ700Rタービンをセット。現車合わせセッティングをして低中速トルクの向上を果たしています。どこからアクセルを踏んでもパワーが付いてくるので、オールマイティに使えます。もちろんアテーサET-Sのセッティングにもノウハウありです」

(ラッシュファクトリー 今村英明代表)

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

エンジンも足まわりも扱いやすい万能仕様でした

 

「完成度が高いデモカーだけど、今回はさらにポテンシャルが底上げされている印象。エンジンはトルクの立ち上がりが早くなっているし、足まわりもコントローラブルで扱いやすい。アテーサET-Sの制御もよい感じで、コーナー立ち上がりでタイヤが空転してしまうこともない。若干シビアな路面状況だったのにも関わらず、安心してアタックできた」(柴田優作選手)

 

タイムアタックのみならず、サーキットの連続周回もこなせるよう冷却系を強化。DRLの前置きインタクーラーやオイルクーラー追加している

 

ミッションプログラムも最新仕様にアップデート。現在後のパワーアップに対応すべく、強化ギアや強化クラッチを組み込む。異音や引きずりもなく街乗りでも快適

 

タービンはブリッツ700Rで、トラストのブローオフバルブも装着。現状はタービン容量を使いきっているため、今後はTD06などへのアップデートも視野に入れている

 

RE-71RSは前後とも285/35R20で、ウォーマーで暖めてから使用。ブレーキはENDLESSのモノブロックキャリパーに変更。サーキットでタイムを狙うなら必須という

 

 

■ラッシュファクトリー 神奈川県伊勢原市歌川2-2-10 TEL0463-73-5937
https://rushfactory.jp






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