イングス DB02 スープラRZ「A91をエアロパーツ&サスキットで筑波58秒台入り達成!」REVSPEED筑波スーパーバトル
2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
ings
DB02 SUPRA
イングス
DB02 スープラRZ
A91をエアロパーツ&サスキットで
筑波58秒台入りを達成!
タイム 58.950
クラス ストリート-レーシングラジアル-FR1
ドライバー 佐々木雅弘
タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A(F&R: 285/35R19)
■車両重量 1515kg ■最高出力 400㎰ ■最大トルク 59.9kg-m ■アペックス マフラー ■サード スポーツ触媒 ■ZEAL FUNCTION.COM車高調・ingsスペシャル(F:20kg/mm R:38kg/mm)■フルピロ化 ■ENDLESS ブレーキキャリパー(F:6POT R:電動キャリパー対応インチアップキット) ■VOLK RACING G025(F&R:19×10J 33)■BRIDE ZETA Ⅳ ■ings N-SPECフルエアロ ■ingsフロントエアロフェンダー ■ings GTウイング
S耐にエアロパーツを供給。たしかな空力性能を実証してきたイングス。今回持ち込んだGRスープラは、マイチェン後のA91。エンジンは排気チューンプラスαのライトな仕様ながら、オリジナルのエアロと足まわりの強化のみでどこまでタイムを短縮できるか? をテーマに製作された。
足まわりはZEALベースのオリジナル車高調をセット。トラクション性能を高めるべく、リアに38kg/㎜というハイレート仕様のHALスプリングを組み合わせる。また不要な動きを規制するべく、ブッシュはすべてピロボールに打ち換えられた。
快適装備はそのままの合法ストリートスペックながら、鈴鹿2分16秒、セントラル1分24秒、富士1分50秒と、好タイムを記録しているだけに期待が高まる。
そして迎えた本番。新品のRE-12Dを履いてアタックに挑み、クラス2番手となる58秒9をマーク。チューニング内容を考えると十分過ぎるポテンシャルを発揮した。
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
限られた出力を活かすセッティングに
「エンジンやタービンはノーマルのまま。最高出力は400㎰程度なので、そのパワーを無駄なく活かすべく、リアのスプリングをHALに変更。エアロとの相乗効果でトラクションを稼いでいます。鈴鹿や富士などとは異なり、筑波はエアロパーツの空力効果が出にくいコースですが、ダンロップ先や最終コーナーなどでは安定する方向になると思いますよ」
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
A91の素性のよさが上手く引き出せている走り
「A90からA91に車両をスイッチしたこともあり、ベース車の素性の向上がよくわかる。とくに異なるのは電子式の純正L.S.D.。減速側でもよく効いてリアが安定していて、安心してコーナーに飛び込んでいける。ツボを抑えた仕様で、バランスもよい。お手本的な仕上がりだ。あとはパワーアップを図っていけば、さらに好タイムが期待できると思う」(佐々木雅弘選手)
風洞実験でもたしかなダウンフォースを実証しているN-SPECエアロパーツ。スープラ専用設計のGTウイングは、後端部にガーニーフラップも追加していた
ブレーキ強化にフロントはENDLESSの6POT、リアは電子キャリパー対応インチアップキットを組み込み、安定した制動力を発揮する
ZEAL FUNCTION.COMベースのオリジナル車高調はしなやかな味つけ。リアはコイルコーバー。路面追従性も高い。市販化も睨んで開発が進められる
■イングス TEL0744-42-0611 https://www.ings-net.com/