2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

VARIS with BOSS 

FK8 CIVIC TYPE R

VARIS with BOSS
FK8 シビック タイプR

 

ECUチューンの350ps仕様で1分2秒台！

ワイドボディキットの優位性

 

タイム　1’02.052

クラス　ストリート-レーシングラジアル-FF1

ドライバー　蒲生尚弥

タイヤ　POTENZA RE-12D TYPE A（F&R:265/35R18）

 

■車両重量 1404kg ■最高出力 356ps／6322rpm　■ブースト 1.8kg/㎠ ■オートプロデュース ボス ECU　■アペックス フロントパイプ　■HKS マフラー　■スピリット ダンパー ■ベステック ススプリング（F:16kg/mm　R:18kg/mm） ■ENDLESS ブレーキパッド  ■バリス フルエアロ

 

バリスはFK8のデビューから毎年アップデートを行いながらエアロパーツとしての機能性を追求し続けている。その最新アイテムとして昨年ラインアップに加わったのが10.5Ｊのワイドホイールを収めることが可能なワイドボディキットだが、その実力チェックのためにオートプロデュースボスとタッグを組んで挑むことにしたのが筑波スーパーバトルだ。

 

クーリングボンネットなどはＳ耐車両にも採用されているものでスタイリングは極めてレーシーだが、実際のところは軽量化を一切しないのがコンセプトとなっているストリート仕様だ。

 

タイムアタックにあたって新たに手が加えられたのはオートプロデュース ボスによるＥＣＵチューンのみで、スピリット製の車高調をはじめとした足まわりに変更はない。とはいえ350psオーバーのパワーと、265サイズのワイドなポテンザRE-12Ｄのグリップ力は絶大で、想定していた1分3秒台をあっさりと上回る快足ぶりを披露してくれた。

 

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

タイムを削る機能パーツとしてのエアロ

 

「2020年にリリースしたフロントフルバンパーによる戦闘力を、さらに向上させるさせるために昨年開発したのがワイドボディキットです。ワイド幅はフロントが片側30mm、リアが片側25mmとなり、10.5Ｊホイールの装着が可能となりました。予想を上回る2秒台の記録は大満足で、機能パーツとしてのエアロの性能を再確認できました」（バリス　矢萩さん）

 

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

エアロの効果を高速コーナーで実感できた

 

「事前テストもなく、今回が初めてのドライブでした。フルエアロの迫力あるスタイルですが、ファインチューンといえる仕様でとても乗りやすかったです。とくに印象的なのはエアロパーツによる空力とサスペンションセッティングのバランスが優れていることで、筑波では最も高速となる最終コーナーがめちゃめちゃ速かった。おそらくフロントのダウンフォース向上によるもので、エアロの効果をしっかり体感できました」（蒲生尚弥選手）

 

Ｋ20Ｃエンジンは排気系をフジツボ製フルエキゾーストに変更しているのみの仕様。オートプロデュース ボスのＥＣＵチューンで350psオーバーを獲得している

 

 

 

フルバンパースポイラーARISING-Ⅱにオプションのアンダーリップとダブルカナードを追加したフロントセクション。開口部は純正比20％拡大となっている

 

専用ブラケットを介して装着するGTウイングは公道走行にも対応する1530mm幅。そのほかサイドスカート、リアディフューザー、クーリングボンネットを装着

 

タイヤ&ホイールはVOLK RACING TE37にPOTENZA RE-12Ｄ TYPE A。車高調はスピリット、ブレーキは純正ブレンボにENDLESSのパッドをセットする

 

 

■バリス　TEL042-689-2939　https://varis.co.jp/

 

■オートプロデュース ボス　長野県長野市川合新田1370　TEL026-266-6388
http://www.ap-boss.com/