2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

PCA GR YARIS 2 with BOSS 

GXPA16　GR YARIS

 

PCA GR YARIS 2 with BOSS
GXPA16　GR YARIS

 

カスタマーレベルのチューンで

ＧＲヤリスNO.3の座を獲得

 

タイム　1’00.611

クラス　ストリート-レーシングラジアル-4WD

ドライバー　佐々木雅弘

タイヤ　POTENZA RE-12D TYPE A（F&R:265／35R18）

（同サイズのRE-71RSでの走行時のタイムは1’01.015）

 

 

■車両重量  1303kg ■フジツボ フロントパイプ/キャタライザー/マフラー　■16段オイルクーラー ■ORC クラッチ　■ATS L.S.D.（F&R） ■Trace車高調サスキット　■Prodrive　GC-0100（F＆R:18×9.5 44）■トムス フルエアロ

 

 

オートプロデュースボスのノウハウをフルに投入している1号車に対し、こちらのPCA GRヤリス２号車は、両車のアタッカーも務めている佐々木雅弘選手のプロデュースでチューニングされたもの。よりカスタマーに近い仕様をコンセプトに佐々木選手自身がパーツをチョイスし、どこまでタイムアップが可能かにチャレンジしている車両である。

 

パワー系は純正ＥＣＵ制御のブーストアップ仕様で、そのほかの変更点はフジツボのフルエキゾーストシステムによる排気効率アップのみというファインチューンだ。

 

注目すべきは足まわりで、ZEALベースのTrace車高調サスキットとＡＴＳのカーボンＬ.Ｓ.Ｄ.は、佐々木選手がドライブするＳ耐車両で採用しているものと同仕様となっている。

 

その圧倒的なコーナリングスピードを武器として、並み居る強豪が送り込んだパワフルな車両たちを上回るＧＲヤリス３番手となる1分0秒611という好タイムを記録してみせた。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

ウデさえあれば誰でもこのタイムが可能!?

 

「こちらの2号車は佐々木選手のいうとおりにウチがパーツ装着とメンテを行っている車両です。純正ＥＣＵはなんとか攻略すべく試行錯誤の最中で、今回は最大ブースト1.9kg／㎠の設定となっています。純正サスでいきたいというのも佐々木選手のこだわりで、今後はダウンスプリングのみの仕様に変更することになります。そのほかフルトムスのエアロなども、すべて佐々木選手のチョイスなんですよ」（オートプロデュース ボス 藤岡和広代表）

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

 

Ｓ耐車両譲りのコーナリングスピードです

 

「ノーマルＥＣＵにこだわったブーストアップ仕様なのでパワー的には1号車に及ばないものの、今回はレースでも使っていたZEALベースの車高調とＡＴＳカーボンL.S.D.のおかげでコーナーでタイムを稼げました。1号車のパワーがあれば59秒前半も狙えそうですね」（佐々木雅弘選手）

 

 

エンジンルームの見た目は完全なノーマルで、全開走行の保険として16段エンジンオイルクーラーが追加されているのが唯一の変更点となる

 

排気系はフロントパイプ、キャタライザー、リアマフラーまでをフルにフジツボ製に変更して効率アップ。前後にATSカーボンL.S.D.を備える

 

Trace車高調はデータ取りのために装着されていたもので、今後はノーマルダンパーにダウンサスの組み合わせに変更の予定

 

 

 

■ブリヂストン　ポテンザweb 　https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/

■オートプロデュース ボス　長野県長野市川合新田1370　TEL026-266-6388
http://www.ap-boss.com/