オートプロ 208GTi「速いストリート仕様から サーキット仕様にチェンジ!」REVSPEED筑波スーパーバトル
2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
AutoPro
208GTi
オートプロ
208GTi
速いストリート仕様から
サーキット仕様にチェンジ!
タイム 1’03.756
クラス オープン-FF
ドライバー 白坂卓也
タイヤ ADVAN A050 GS (F:225/45R17 R:205/50R16)
■車両重量 1049㎏ ■最高出力 250ps ■ハイフロー加工タービン ■ブースト1.5㎏/㎠ ■FORGE インタークーラー ■BMC CDAエアクリーナー ■オリジナルマフラー ■レブテック チューニングECU■クスコL.S.D.(1.5way)■オリジナル車高調 ■HALスプリング(F&R:16㎏/㎜) ■オリジナルスタビライザー ■ENDLESS 6POTキャリパー■ENDLESS MX72ブレーキパッド ■オリジナルフロントスポイラー
2年ぶりの参戦となったオートプロ。前回参戦時に目標の1分4秒台をクリアしていたことから、さらに上を目指しての参戦だ。
ナンバー付きの街乗り可能な仕様として、これまでは禁じ手だった軽量化に踏みきっている。内装類やシートをくまなく取り去り、バッテリーも軽量のものに変更するなどして、トータルで90㎏もの軽量化を実現した。
だが、それだけでタイムアップはかなわず、軽くなったのがリアまわりに集中していたため、それまでの理想的ともいえる前後重量バランスが崩れたことで、ナチュラルな操作性は失われ、ピーキーで不安定なハンドリングに。テストの時間が限られていたこともあり、対策は不十分のままに、難しいアタックになってしまったという。
それでもタイムは1分3秒756とこれまでのベストを上回った。現状の軽さは活かしつつ、これまで避けてきたボディの加工やエアロパーツの装着も検討するという。今後、どこまで速くなるかにも注目だ。
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
タイムアップが難しく軽量化に着手
「現状のままこれ以上のタイムアップは難しいだろうと、軽量化に踏みきりました。内装類をすべて取り去って、バッテリーを軽量タイプにしたくらいですが、それでも90㎏も軽くなりました。後ろのほうばかりが軽くなってしまい、バランスが変わってしまったのですが、車高やキャンバーなどが現在のままだと変更できないので外装の加工も要検討です」白坂卓也(オートプロ 松島 茂代表)
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
軽量化はバランスが変わってしまい難しい
「これまでの仕様は凄くバランスがよくて、FFっぽさを感じさせないハンドリングだったものが、軽量化したことでそれが変わってしまいピーキーになってしまった。軽量化後のテスト不足もあるが、乗る度にフィーリングが違って面白いが、ちょっと怖い部分もある。この軽さは活かしたいが、かつてのバランスを取り戻すのは大変かもしれない」(白坂卓也選手)
バッテリーを軽いメガライフに変更し、9㎏軽量化。250psを発生するエンジンは仕様変更なし。フロント周辺の軽量化も課題のひとつ
軽量化によってタイヤの内圧も変わったという。低い路面温度を想定してGSコンパウンドを用意したが、想定より上がった路面温度も裏目に出てしまった
足まわりも基本的に変更されていないが、車高やキャンバーが物理理的に調整不可能となっているため、ボディ加工も検討中。バランス改善のためブレーキローターは径を拡大した
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