2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

DRIVER’S CAFE FOREST

ZD8 BRZ

ドライバーズカフェ フォレスト
ZD8 BRZ

 

オートポリスのナンバー付きレースにも参戦開始

デビュー戦で早くもクラス優勝の実力

 

タイム　1’06.214

クラス　ストリートLIGHT-レーシングラジアル-FR2

ドライバー　小笠正範

タイヤ　DIREZZA β02 （F&R:235/40R17）

 

 

■車両重量 1261kg ■HPI オイルクーラー ■CUSCO 強化メタルクラッチ＆フライホイール ■サード 強化トルセンL.S.D. ■6点式ロールケージ ■CUSCO スポーツS（F:10kg/mm R:10kg/mm） ■FOREST R ブレーキパッド  ■ENKEI GTC02（F&R:17×8.5 40）

 

オートポリスがホームコースで、九州福岡県から遠征してきたドライバーズカフェフォレスト。パワートレーン系では強化クラッチと強化トルセンL.S.D.だけで、足まわりを重点的にセッティングしている。

 

サスキットはZD6用のクスコ スポーツSをベースに、減衰力をZD8用に仕様変更。スプリングはF:10・R:10kg/mmでテスト中だが、リアはもう少しバネレートを上げていく予定とのこと。L.S.D.については、筑波サーキットに関しては機械式のほうがベターだったと小笠正範代表は振り返っている。

 

ちなみにこのZD8は、地元オートポリスでの2021年ゴールドカップ最終戦 2時間耐久レース（JAF公式戦  ナンバー付き車両）にエントリーしデビューウィン（クラス優勝）している車両。レース出場のために6点ロールバー＋サイドバーが入っているが、新型BRZ用の製品が間に合わず、先代86/BRZ用のクスコのロールバーを加工して装着。当面の目標タイムもクリアし、これからチューンを進めていく。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

ランニングコストを抑える235サイズの17インチで挑む

 

「ZD8になって凄くバランスが良くなりました。オートポリスでもZD6より4秒も速いし。アルミナックルで動きが良く、フロントがよく入るようになりました。タイヤはあえて235の17インチ。細いのではといわれるけど、インプやランエボだってこのサイズだから乗り方とセッティング次第でしょう。β02ははじめて履いたけどコントロール性がよいですね。グリップも不満なし」（ドライバーズカフェ フォレスト　小笠正範代表）

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

 

3速で行くか2速で行くか凄く悩みつつ走った

 

「新しいBRZはトルクとパワーがあって、オートポリスの上り区間も力強く上ってくれるんだけど、ここ筑波ではギア比もファイナルもノーマルなのに、3速で行くか2速で行くか最後まで結論が出ませんでした。次のリクエストとしては、機械式L.S.D.とブッシュ関係の交換でしょう。筑波ではちょっとアンダー気味だったので、それも課題のひとつですね」（ドライバーズカフェ フォレスト　小笠正範代表）

 

 

2021年11月のJAF公式戦に出るために急きょ取り付けた6点ロールバー＋サイドバー。先代の流用・加工品だが、これで約20kgの重量増……。しかしAPでZD6より4秒速い！

 

 

サスペンションはCUSCOのスポーツS。「街乗りから日曜日のサーキットまで」がコンセプトでセッティングを進めている。前後10kg/mmのバネレートだが、リアはもう少し硬めていく方向

 

エンジンは吸排気系を含めフルノーマル。HPIのオイルクーラーだけは装着されているが真冬の筑波では十分過ぎるほどよく冷えたとのこと。最終的にはターボ化を狙っている

 

 

■ドライバーズ カフェ フォレスト　福岡県京都郡苅田町京町1-4-5　 TEL093-434-0077　http://d-c-forest.com/