アクセルオートコーポレーション ZD8 BRZ 「アーム変更でフルピロ化しリアにも265を装着可能に」REVSPEED筑波スーパーバトル

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

Axellauto Corporation

ZD8 BRZ

アクセルオートコーポレーション
ZD8 BRZ

 

アーム変更でフルピロ化し
リアにも265サイズを装着可能に

 

タイム 1’03.101

クラス ストリートLIGHT-レーシングラジアル-FR2

ドライバー 野元直人

タイヤ POTENZA RE-12D TYPE A(F&R:265/35-18)

 

■車両重量 1227kg ■アペックス  エキマニ&キャタライザー ■HKS マフラー ■ORC レーシングコンセプトクラッチ ■CUSCO RS L.S.D 1.5way  ■ファイナル 5.1  ■アクセルオート オリジナルダンパー ■スウィフト スプリング( F:10kg/mm  R:11kg/mm) ■CUSCO スタビライザー(F&R)

■SPLリアサスアーム(アメリカ製) ■CUSCO リアアッパーリンク ■ENDLESS 4POTキャリパー(F&R) ■制動屋 ブレーキパッド ■TWS T66-F(F&R:18×9.5J 45) ■STI エアロパーツ

 

 

ZD8の納車後、すでに岡山国際、鈴鹿、FSWでもテストを行ない、筑波も事前に一度走っているというアクセルオート。

 

前回の筑波テストでは、ファイナル4.5で走ったが、レブリミットに当たって引っ張れないので、今回は5.1に変更。ローギア化してバンドを広く使えるようにセッティングしてきた。

 

またブレーキも今回からエンドレスの4POTキャリパーを前後に装着。サスペンションはオリジナルのダンパーに、スウィフトのスプリングという組み合わせ。ZD6用をベースにしたサーキット仕様のアシで、ZD8のデータを収集中。

 

もうひとつ特筆できるのは、リアのサスアームをフルピロ化し、調整範囲を広げることで、ZD8のリアにもPOTENZA RE-12Dの265/35-18サイズを収めたこと。これがタイムを稼ぐ上でのアドバンテージになっていることは間違いない。またフルピロ化することで、アライメントの調整幅も増え、キャスターは寝かせ気味にして、キャンバーもつけてある。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

通常ならリアに入らない265/35-18をどうしても装着したかった

 

「ZN6・ZD6では265/35-18がスタンダードだったのに、新しいZD8にはそれが入らない……。ウチではどうしても265を履かせたかったので、アメリカのSPLパーツのアームを使って265を入れてもはみ出ないように調整してあります。今回はこのタイヤ幅がアドバンテージでした。今後はもう少し車高や減衰も合せ込んでいきますが、あとは吸気系、そして早くコンピュータをなんとかしたいですね」(野元直人さん)

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

 

安定して1分3秒前半で走れてクルマはよくできている

 

「本当は1分2秒台を狙っていたんですが、フレッシュタイヤだった1本目の1ヘアで思ったより滑らしてしまって……。それがなければ2秒台は出せたと思います。セッティングもまとまっていましたし、あとは微調整でいけると思います。空気圧は冷間1.5kg/㎠でスタートしました。ZD8は現状いじれる範囲が限られていますが、このクルマはベースが本当によくできています」(野元直人さん)

 

吸気系はノーマル。排気系はアペックスの エキマニとキャタライザー、HKSのマフラーを装着する。ECUもまだノーマルの段階で1分3秒1をマークした

 

リアのサスアームはアッパーリンクだけがCUSCOで、あとはアメリカ製の「SPLパーツ」をセレクト。リアはメンバーカラーも入っていて、スタビもCUSCOを装着している

 

車高調サスキットはアクセルオートのオリジナルダンパーにスウィフトのスプリングの組み合わせ。現状はZN6・ZD6用の流用に近いが、車高や減衰力、バネレートなどは微調整中

 

 

ブレーキはスーパーバトル参戦のタイミングに合わせて、ENDLESSの4POTキャリパー&ローターで強化。パッドは制動屋を使用している

 

 

■アクセルオートコーポレーション 愛知県名古屋市中川区五月南通2-7
TEL052-354-2533 http://www.axellauto.co.jp/

 

 

 

 






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