ゼロマックス南関東店 VAB WRX STI「2021年に力を入れてきた フロントL.S.DとECUの実力をアピール」REVSPEED筑波スーパーバトル

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

TOTAL PRO SHOP ZEROMAX MINAMIKANTOU

VAB WRX STI

 

トータルプロショップ  ゼロマックス南関東店

VAB WRX STI

 

2021年に力を入れてきた
フロントL.S.DとECUの実力をアピール

 

タイム 1’02.112

クラス ストリートLIGHT-レーシングラジアル-4WD

ドライバー 澁澤栄一

タイヤ ADVAN A052  (F&R:265/35R18)

 

■車両重量 1445kg ■最高出力 346ps ■最大トルク 47.8kg-m ■HKS 強化アクチュエータ― ■TPSデザイン アルミ2層ラジエーター ■ノーマル溶接加工インタークーラー ■HKS 650ccインジェクター ■シムス インダクションボックス ■ゼロスポーツ フロントパイプ ■ゼロスポーツ マフラー ■現車セッティングECU ■HKS EVC7 ■HKS LAクラッチ ■クスコ タイプRSスペックF L.S.D.(F:1wayy、R:1.5way) ■TPSデザイン オーリンズサスペンションシステム ■スウィフト スプリング ■ENDLESS ブレーキキャリパー (F:6POT  R:Racing4) ■ENDLESS ブレーキパッド (F:CC-Rg  R: TYPE R)■ビリオン スーパーブレーキフルード  ■VOLK RACING TE37SL(F&R:18×10J 40)■STI エアロパーツ

 

最近は2.2ℓ&タービン交換済みのGVBで参戦してきたゼロマックス南関東店だが、今回の車両はブーストアップ仕様のVABにチェンジ。排気量も変わらずで手を加えられたチューニング内容は一見ライトに見えるが、ハッキリとしたお題がある。

 

それは、同店が2021年を通して力を入れてきたフロントL.S.D.とECUチューンの熟成をポイントに、どこまでタイムが出るかというチャレンジだ。

 

タイムを出すために追求したのは「VABを旋回させる」こと。アンダーが強い車両特性だけに、「タイムアタックではオーバー気味にしたい。でも安全に速く走るには多少のアンダーが必要」とはチューナーであり、ドライビングも担当する澁澤栄一さん。セッティングの過程で試したのがフロントL.S.D.だった。駆動系をトータルで見直すことでリアのアライメントのトーアウト仕様がはまっていった。そしてダイナパックを導入したこともあり、ECU現車合わせも力を入れていた部分。ブーストアップでもその出力特性に磨きを掛けてきたのである。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

足まわり、駆動系をバランスさせ旋回性を高める

 

「VABでタイムを出すには、旋回する姿勢にできるかどうかが重要。もと々アンダーが強いクルマで、旋回させるためには少しオーバーステア気味にしたい。でも安全に走るには多少のアンダーステアも必要。そのあたりのバランスを試行錯誤しています。『リアをトーアウトにするだけでは、カスタマーは乗りこなせないのでは?』と思っていましたが、L.S.D.を含めたトータルでのセッティングで旋回性能がアップしました」(ゼロマックス南関東店  笠原寛巨さん)

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

フロントL.S.Dとサスセッティングが効いた!

 

「最近はECUの現車合わせと、フロントのL.S.Dチューニングに力を入れています。L.S.Dはクスコの『タイプRSスペックF』ですが、これなら一般のカスタマーでも普段使いが可能な作動レベルです。実際に、カスタマーのWRXに装着してもいい感じで好評でる。このVABは2019年に1分2秒5を出している車両で、今回はそれからコンマ4ほどタイムを短縮できました」(ゼロマックス南関東店   澁澤栄一さん)

 

ダイナパック導入にともない、ECUの現車合わせセッティングに力を入れている。この車両はEVC7を併用したブーストアップ仕様

 

TPSデザインのラジエーターはアルミ2層式で、機能面はもちろん美しい仕上がりも特徴

 

車高調サスキットはTPSデザイン。オーリンズベースで、TPSデザイン独自のハイキャスター仕様のアッパーマウントを併用する。アライメントも重要で、今回はややオーバー気味のセッティング

 

TPSデザインのGTアンダーウイングは、高さ、角度が変更可能であるなど、チューニングの自由度がある点もポイント

 

純正らしさを残したコックピット。メータークラスター部の視界を損なわない位置にはゼロスポーツ製のメーターフード(+デフィ製メーター)が追加されていた

 

 

■トータルプロショップ ゼロマックス南関東店 神奈川県相模原市南区古淵1-31-16  TEL042-707-0361 https://www.zeromaxminamikantou.co.jp/

 

 

 

 






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