C.C.J チキンカーズジャパン HA36V アルト「初心者にも乗りやすいニュートラルステアのセッティング」REVSPEED筑波スーパーバトル
2022/01/20 00:00
- CATEGORY : ALTO 筑波スーパーバトル
- TAG : C.C.J 筑波スーパーバトル2021
2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介
CHICKEN CARS JAPAN
HA36V ALTO
C.C.J チキンカーズジャパン
HA36V アルト
初心者にも乗りやすい
ニュートラルステアのセッティングに
タイム 1’17.316
クラス オープン-K
ドライバー 三浦秀紀
タイヤ ヴィツァー テンペスタ エンツォ(F&R:165/55R14)
■車両重量 601kg ■R06A NAノーマル ■チキンスペック エアクリーナー ■マジカルヒューズ ■PPT エンジンオイル 0W-20 ■柿本 GT box06&S ■LINE UP ECUハイオク仕様 ■PPT シンセティックギアオイルLS 75W-90 ■サイトウロールケージ 7点式ロールケージ ■ピボット デュアルゲージ ■チキンスペック ダンパー ■クラフト スプリング(F:8kg/mm R:8kg/mm) ■CCJスペック ブレーキパッド ■ディクセル KDローター ■IDI BF338フルード ■VOLK RACING TE37(F&R:14×6J 38)
以前はHA21アルトターボ車でエントリーしていたC.C.J チキンカーズジャパン。今回はHA36系アルトNAワンメイクのサンデーレース参戦車両での参加となった。
このレースは参加コストを抑えることから改造可能範囲は狭く、吸排気系とECU交換、サスキット交換程度の仕様だ。パワーは限られているので、差をつけるには足まわりとタイヤチョイスがキモになる。まさにそこにこだわったつくりだ。
サスキットはオリジナルで製作。スプリングは前後8kg/mmと硬めをチョイスしているが、スプリングシートをベアリング式にすることでスプリングの動きをよくするなどの対策を施すことで、ストリートでの乗り心地を確保している。それでいてサーキットを攻めても、「ニュートラルステアな乗り味」を意識した設定で、初心者でも乗りやすいという。タイヤはヴィツァー のテンペスタ エンツォを装着。アルトとの組み合わせでは、国産ハイグリップに劣らない性能とのこと。
参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと
誰でも乗りやすい足まわりをつくってきました
「HA36系アルトのNA車は、まさにサーキット入門者に乗ってほしいクルマ。それだけに、懐が深いというか挙動に安定感があることが大事だと思い、サスキットはニュートラルな乗り味になる設定にしています。サンデーレースでは他車がいるので理想的な走行ラインが取れないことも多いですが、その際でも安心して走れます」(C.C.J チキンカーズジャパン 三浦秀紀代表)
ドライバーはこの車両をどう走らせた?
タイヤの特性を考えた走らせ方を
「パワーが低いぶん、コーナーでのボトムスピードがポイントになりましたが、ここで効いたのがタイヤです。今回はヴィツァーのテンペスタエンツォというタイヤを履いていてきました。アルトに履ける国産ハイグリップタイヤと比較してもグリップ力は十分です。低速コーナーはもちろん、全開のまま飛び込む最終コーナーでも安心感がありました」(C.C.J チキンカーズジャパン 三浦秀紀代表)
R06AのNAエンジン。吸気系とECUを交換。インテークダクトの取り回し方に特徴がある。パイプが太いところも注目
バッテリーは軽量なリチウムイオンのメガライフバッテリー。電圧も高いのでレスポンス向上やトルクアップなどの効果も期待できる
ブレーキパッドはIDI特注のチキンカーズジャパンオリジナル品。軽量なクルマだがブレーキは小さいので効きのよいパッドは必須
エンジン回転数、水温の把握にピボットのデュアルゲージを装着
■C.C.J チキンカーズジャパン 静岡県焼津市榛原郡吉田町片岡172-17 TEL0548-23-6036