2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

ZtoAUTO

HA36S　ALTO

ズィーツーオート

HA36S　アルト

 

みんなで走ってエンジョイできる

軽自動車耐久レース参戦車をアピール

 

タイム　1’17.883

クラス　オープン-K

ドライバー　辻 俊行

タイヤ　POTENA RE-71RS　F&R:165/55R14

 

■車両重量 615kg ■R06A NAノーマル　■オリジナルインテークパイプ　■ブリッツ ラジエーター　■８番スパークプラグ　■ウイルズウィン フロントパイプ＆マフラー　■パルスポーツ EUC　■サイトウロールケージ ６点式ロールバー　■集中メーター　■レカロシート　■ブリッツ ZZ－Rダンパー　■スプリング（F:TRD10kg/mm R:ナビック ８kg/mm）　■ENDLESS  MK72-K　■ワコーズ ブレーキフルード　■ホイール　F:SSR　R:WedsSport（14×６J）

 

 

 

サンデーレースなどの楽しみ方を提案しているＺtoAUTO（ズィーツーオート）。このHA36Sアルトは、スポーツランドSUGOなどで開催されている東北660選手権での軽自動車耐久レースに参戦するために製作された車両だ。低コストで競い合いを楽しむことが狙いであるイベントなので、可能な改造範囲は狭く、手を加えているのは吸排気、ECU、サスキットの交換と安全装備の追加のみ。スーパーバトルに参加した理由はタイム狙いではなく、カスタマーがウデを磨き、そしてレースを楽しむその車両が筑波ではどれくらいのタイムが出るのかを伝えるために参加したという。ドライビングも担当した辻俊行代表は「タイムアタック向きでないことは承知してますが、こうしたイベントに出ることで、軽自動車でのレースに興味を持ってくれる人が増えてくれるとよいですね」と語る。

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

 

レスポンス向上のための吸気パーツを開発中

 

「ECUチューニングを行うとだいぶフィーリングは変わります。加えてレスポンス向上のためにインテークパイプを換えてます。今回の走行の結果、パイプ径を太くしたほうが効果が高そうなので、それを反映したものを市販化予定です。このインテークパイプはAGS車にも使えます。ショップHPから販売サイトへのリンクがあるので興味があれば見てください」（ズィーツーオート　辻 俊行代表）

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた？

 

ぼぼ全開走行ではリアのボディ剛性に見直しの余地あり

 

「筑波はコースの大部分がアクセル全開です。第２ヘアピンを立ち上がったら１コーナーまでアクセルを戻すことはない感じですね（笑）。ただ、コーナー進入時にリアが粘って回頭性がいまひとつの印象でした。アンダーパワーなため、ちょっとしたことがタイムに影響するので、足まわりのセッティングの前にリアのボディ剛性を上げてみます」（ズィーツーオート　辻 俊行代表）

 

 

東北660選手権という軽自動車耐久レース用。レギュレーションでエンジンはノーマルのまま。改造範囲も限定されている。でも軽量ボディとともに、誰もが十分に楽しめるバランスなのだ

 

ECUはパルスポーツ。HA36SアルトのNAはECUチューニングができるようになったことでサーキット走行がより楽しめるクルマになった

 

アタックした印象ではリアまわりが粘り過ぎる傾向とのこと。リアの補強を追加する必要性を感じたという

 

タイヤはPOTENA RE-71RS　F&R:165/55R14 を装着。ダンパーは中古品。スプリングもガレージにあったもので間に合わせた仕様だが、ボディ剛性を上げたあと、それに合わせて変更予定となっている

 

 

■ズィーツーオート　千葉県市川市真間1-1-18　TEL047-326-2746　http://www.zzztttooo.com/