TM-SQUARE ZC33Sスイフトスポーツ 「試作タービンと18インチへ 直前に変更して1秒タイム短縮!」REVSPEED筑波スーパーバトル

2022/01/20 00:00

2021年12月2日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

 

TM-SQUARE

ZC33S SWIFT Sport

 

TM-SQUARE

ZC33Sスイフトスポーツ

 

試作タービンと18インチへ
直前に変更して1秒タイム短縮!

 

 

タイム 1’01.875

クラス ストリートEVO-レーシングラジアル-FF

ドライバー 田中ミノル

タイヤ ADVAN A08B SPEC G (F:255/40R18 R:225/45R17)

 

■車両重量947kg ■最高出力200ps/5000rpm ■最大トルク30.0㎏-m/3700rpm ■ブースト1.2㎏/㎠ ■TMスクエア 試作ハイフロータービン ■TMスクエア スポーツECU ■TMスクエア 試作インタークーラー ■TMスクエア 試作キャタライザー ■TMスクエア コンプリートマフラーR-60 ■TMスクエア エアクリーナー ■TMスクエア フライホイール ■TMスクエア デュアルコアタイプL.S.D. ■TMスクエア ダンパーキットType TD リア試作コイルオーバー式 ■ハイパコ スプリング(F:23.2㎏/㎜ R:12.5㎏/㎜) ■TMスクエア ピロアッパー ■TMスクエア 試作リアスタビ ■TMスクエア 試作4POTキャリパー ■ZONE ブレーキパッド(F:05K、R:04M) ■TMスクエア ブレーキライン ■F: CLEAR WAYS 18×10.0J 30、R:BBS RG-R 17×7.5J 55) ■TMスクエア フロントバンパー/リアバンパー/ボンネットアウトレット/試作リアウイング/ワンオフカナード/フロントアンダーパネル/サイドステップ/オーバーフェンダー

 

TMスクエアは前回、ZC33Sの純正タービン車では最速となる1分2秒954を叩き出した。運動性能向上を狙った低い車高。その車高での空力バランスとリバウンドストロークが最小のサス。そして、タイヤサイズが前後17インチのA08B。以上がおもな仕様だ。

 

筑波スーパーバトル当日に向けたテストでは、タイムを1分2秒5まで伸ばしていた。だが、記録更新のための秘策が間に合わず急きょ、試作ハイフロータービンに交換し、タイムの照準を1秒台に合わせ直した。

 

件のタービンは純正品より少し大きく、ダイナパックでは最高出力が200㎰、最大トルクが30㎏-mに届いていた(tcf1.0)。際立って大きく映るフロントタイヤも、タービン交換に応じた選択だ。当日の路面を読んだ、デモカーでの1秒台乗せに必要なサイズが255/40R18だった。

 

そうして達成した1分1秒875は、純正タービンから1秒アップの数字である。同社としてはメカチューンのZC32Sでマークした、1分2秒782をも超える戦績だ。

 

 

参戦においてチューナーがチャレンジしてきたこと

いろいろなテストを続けてきた
その結果からのベストな組み合わせです

 

「事前テストの状況から急きょ、試作ハイフロータービンで1秒台を狙うことになり、そのためフロントタイヤも2週間前に18インチに変えました。短期間でECUを煮詰め、255幅用のオーバーフェンダー持つくりました。多彩なテストを続けてきて、タイヤやパーツの組み合わせによるデータが揃っています。だからこそ、出せたタイムだと思います」(TMスクエア 兒玉知士さん)

 

 

ドライバーはこの車両をどう走らせた?

タイヤの発動テストを重ね
制御の介入を回避できる運転も勉強した

 

「パワー面は、スタッフが地道に詰めてくれたおかげで効果的だった。コーナーは空力とタイヤの力もあって、より速く回れた。コーナリングスピードが上がり、以前に増して制御が入るようになった。それも乗り方を勉強し、介入を回避した。この1年、路面温度とタイヤサイズ別の発動など、随分テストをしました。そうして出た結果です。ちょっと誇らしいですね」(田中ミノル選手)

 

以前は純正スポイラー+ガーニーフラップだったが、ウイングを装着。翼端板内側のポケットが車両側面の空気の流れを受け、フロントの空力に合うダウンフォースが得られた

 

 

ブーストアップ最速タイムを狙った前回から、リアサスに試作のコイルオーバー式車高調を導入。リバウンドストロークは必要最小の量で、低い車高で空力も味方につけて走る

 

取り付け位置が肝。車両正面で受ける空気が、ボンネット上へスムーズに抜け出るボンネットアウトレット。水温など、アタック中のクーリングを安定させる

 

クルマが速くなっている。試作のオリジナル4POTキャリパーとローター。チューニングをしたZC33Sの運動性能まで考えた、ストッピングパワーが持たされる

 

 

■TM-SQUARE TEL042-788-7878 http://www.tm-square.com/

 

 

 

 

 

 

 






RELATED NEWS 関連ニュース

  • Amazon特別プロモーション