北海道最大のモータースポーツイベント『十勝夏祭り&HKS HIPER Meeting 2021』が開催された!

2021/09/26 14:03

北海道最大のモータースポーツイベント

『十勝夏祭り&HKS HIPER Meeting 2021』開催!

 

「2021十勝夏祭り&HKSハイパーミーティング」が8月15日に開催された。KOSHIDO Racingの元GT300 AMG GTの走行やHKS アバルト595がお披露目になったりと大盛況。地元出身の平中克幸選手、大湯 都史樹選手がゲストとして参加した。

 

Photo&Text/加茂 新

 

北海道出身の平中克幸選手と大湯都史樹選手も参加

 

北海道出身のレーシングドライバーである平中克幸選手(真ん中)と大湯都史樹選手(左)も登場。平中選手はスーパーGT300クラスで活躍中。大湯都史樹選手はスーパーフォーミュラとスーパーGT500クラスで活躍中。レーシングカーでのデモランやアタック、同乗走行で大活躍だった。KOSHIDO Racing 佐藤元春代表(右)も自らAMG GT3などで走行し、デモランやアタックに参加した。

 

 

 

北海道の夏の代表的なイベントであり、最大のモータースポーツイベントが『十勝夏祭り&HKSハイパーミーティング』。走行会、ショップデモカーによるタイムアタックと模擬レース、本格マシンによるドラッグレース、ドリフト走行会、ドレスアップコンテストが行われる遊園地のようなイベントだ。

 

今年はKOSHIDO RacingからスーパーGT300クラスに参戦していたAMG GT3や、マクラーレン・セナなども参加。道民にとっては数少ない本物のレーシングカーの音や速さを体感できる機会となった。

 

HKSはGRヤリスのアタックマシンを展示。デモカーのナンバー付きGRヤリスには最新パーツが組み込まれ、同乗走行で体感できた。

 

またHKSは開発中のアバルト595のデモカーも登場。現在サスペンションやパワーアップパーツなどを開発中。ジュニアコースにて同乗走行を行い、アバルト595オーナーが体感することができた。

 

今回は走行会に一般参加者のGRヤリスが目立ってきていて、かなりの台数が参加。北海道では冬でも乗れるスポーツチューニングベースとしてGRヤリスは絶大な人気を誇っている。北海道からのGRヤリス最新チューニング情報もこれから増えてきそうだ。

 

HKSが1.4L+ターボのアバルト595チューニングを開始!!

 

アバルト595は1.4L+ターボエンジンのFF車。刺激的な加速を高めるチューンを提案しようと、HKSはパーツを開発中。まずマフラーで排気効率アップとタービンへの負荷を低減。ブーストコントローラー(仮名)にて手軽なパワーアップも提案予定。サスペンションも開発中。リアサスペンションのストロークが短く、ダンパーは斜めにマウントされて乗り心地が悪くなりやすい。それを解消するべく入念な開発テストを行っている。

 

 

 

 

本格レーシングカーへの同乗走行を実施!!

 

 レーシングチームのKOSHIDO Racingは札幌が本拠地。そのレース車両やデモカーであるマクラーレンやフェラーリ、ロータス・エリーゼ、GT-R NISMOなどで同乗走行を開催。あまりの速さに、同乗走行後に力が入らず降りるのにひと苦労になる人も見られるほどの速さが体感できた模様。十勝スピードウェイのクラブマンコースをプロのドライブで体感できる貴重な機会でもあった。

 

壮大な台数の模擬レースも見どころ!!

 

模擬レースはチューニングカーが多数参加してスタンディングスタート方式で開催。現在ビッグレースが行われていない十勝スピードウェイでは貴重な壮大なスタートシーンが見られた。

 

クルーズのデモカーGR YARISも筑波に向けて煮詰める!!

 

本誌でのコラム連載でもお馴染み札幌のチューニングショップ・クルーズ。デモカーとして導入したGR Yarisを製作中。12月2日の筑波スーパーバトル参戦に向けて、アタックドライバーの大井貴之選手を招いてシェイクダウン走行を行った。現在はテインのダウンサス、エンジンパワーはノーマル、Sタイヤの装着で1分31秒260をマーク。サスもブーストアップもしないで31秒台と好タイムをマークも、ハンドリングなどで問題点も洗い出すことができ、筑波へ向けて進化を続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

■十勝スピードウェイ TEL0155-52-3910  http://tokachi.msf.ne.jp/






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