86/BRZレース2022の車両レギュレーションの変更点は?クラブマンはタイヤワンメイクに、プロクラスはスピードリミッター解除か?

2021/07/26 14:34

86/BRZレース2022の車両レギュレーションの変更点は?

クラブマンはタイヤワンメイクに、プロクラスはスピードリミッター解除か?

 

Photos/奥隅圭之 Text/佐藤和徳(編集部)

 

6月6日に富士スピードウェイにて行われた『FUJI 86 STYLE with BRZ』。ここで来年度から開始される『TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2022』の新型車両がお披露目された。

 

2.4Lになり、各コースで現行型より大幅なタイムアップが期待できそうだが、気になるのはレギュレーションの方向性。そこで、トヨタの担当者に直接聞いてみることにした。

 

 

担当者によると、クラブマンクラスとプロフェッショナルクラスでは、車両レギュレーションが変わりそうだという。

 

 

クラブマンクラスはタイヤがワンメイクとなるのが大きな変更点。

 

 

そして、プロフェッショナルクラスでは、スピードリミッターカットと、マフラー交換が検討されている。

 

スピードリミッターカットについては、安全装備を追加して実施を検討しているとのこと。これで、スリップ合戦やコーナー進入時の競り合いがさらに見応えあるものになる。

 

マフラーについては、リアピースのみ交換可(認証品から選択)となりそうだ。

 

車高調サスキットについては認証品の中から交換OKの方向性が模索されていたが、その実施はちょっと難しいかもしれない。

 

そしてブレーキキット。

展示車両はアドヴィックス製のブレーキキットが装着されていた。ブレーキキットについてはプロフェッショナルクラスだけでなく、クラブマンクラスも認定化が予定されている。安全と、容量アップによる寿命向上で維持費低減の狙いだ。

 

 

 

 

この車両では実際に走行して各部の検証が行われている。デフの油温の上昇が著しいようで、クスコの容量アップデフカバーが装着されていた。実際のワンメイク車両では、どのような形になるのか? 追って続報をお送りしたい。

 

 

 






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