オートガレージMのハイチューンドS2000用スナイパーマフラーにジェントルサウンドのバージョン2がデビュー!
オートガレージMのハイチューンドS2000用スナイパーマフラーに
ジェントルサウンドのバージョン2がデビュー!
Photos/清水良太郎 Text/村田純也
S2000用スナイパーマフラーVer2 15万1800円(税込み)※オプションサイレンサーを3タイプ設定
ハイチューンドに対応させるべく70φ→75φへと拡張していくスナイパーマフラーの基本設計はそのままに、メインサイレンサー手前に消音機構のレゾネータをプラス。スナイパーマフラーよりも価格は少し高くなるが、性能そのままにストリートユースで最適な音量を求めるならVer2は見逃せない。
NAチューンや過給器チューンでパワーを高めたS2000に向けて設計された、オートガレージMのスナイパーマフラー。
70φ→75φへ拡張していくストレート構造のメインパイプで、ハイチューンド仕様がスポーツ走行時に要求する排気効率を満たし、速さを引き出していく人気アイテムだ。
テスト車両はバンテージ巻きされていたため形状はわかりにくいかもしれないが、メインパイプから分岐するようにしてレゾネータが加えられている。共鳴制御を図る機構が備わったことで、なんと4dBもの静音化が果たせているのだ。
今回、注目してもらいたいのは、排気効率高さを犠牲とせずストリートユースへ配慮したジェントルサウンドに導くスナイパーマフラーVer2。
従来モデルもインナーサイレンサー、アクティブサイレンサー、キャタライザーサイレンサーのオプションアイテムで静音化できるように配慮していたが、ストリートユース主体のユーザーを満たすべくレゾネータ構造を新たに加え、サイレンサーを追加することに頼らずとも静音仕上げとなるジェントルモデルとした。
「外から聞いていて一切うるさくないのに、ドライバーにはこもり音のないジェントルサウンドが心地よく楽しめます。
また、静音のためのレゾネータが追加された影響からか、試作モデルはスポーツ走行時に横揺れが生じ、リヤの挙動がワンテンポ遅れるように感じたのですが、デフマウント部と共締めするステーが追加されたことで完全に解消されました。
アクティブサイレンサーを加えれば純正マフラーと変わらない静かさですし、ストリートユースも気にならないサウンドでハイパフォーマンスなのがいいですね」とは、開発テストに協力してきたデカトー選手。
エンジン本来のポテンシャルを引き出しつつも、早朝、深夜の音の問題を考えてマフラーチョイスに悩んでいたS2000ユーザーには、まさに待望となるアイテムが登場した。
さらなる静音に仕上げたいユーザーのために、スナイパーマフラーと同じく3タイプのオプションサイレンサーを設定。排圧感応バルブ備えたアクティブサイレンサーを投入すれば純正マフラー同等の静音でサイレンサーレスと変わらぬパフォーマンスを引き出せるのだ。
■オートガレージM 香川県高松市上天神町751-7 TEL087-816-8777 http://autogarage-m.com/