トラストのエアクリーナーがリニューアル。最新の吸排気アイテムを装着したZC33Sスイフトスポーツを試乗インプレ

2019/10/03 14:19

K14Cエンジンの特性をグンと底上げ! TRUSTの最新吸排気系パーツシステム

 

 

 

トラストからZC33Sスイフトスポーツ用の吸排気アイテムが登場した。そのひとつはスポーツメタルキャタライザー。排気容量と流れを最適にするアウトレットと低抵抗触媒で構成され、ブーストアップからタービン交換まで対応する。マフラーをデモカーにも装着されている、メインパイプ径が60φのパワーエクストリームRと併用すると、相当の排気効率アップに仕上がる。もうひとつは新タイプとなったエアインクスキット。表面積が広い繊維フィルターと専用パイピングが、吸入効率の向上に効くわけだ。

 

GReddy ZC33S用スポーツキャタライザー 11万5000円(税別)

 

小型で低回転からフル稼働する、ハイレスポンスの純正タービンにもベストな排気効率が得られる。アウトレットは鋳物製で形状を最適化。触媒は低抵抗の200 セル。空燃比計のセンサー装着用ボスも装備。なお、出口径は50φ

 

 

 

GReddy ZC33S用 エアインクスキット3万9800円(税別)

 

ヒダ状で吸入面積の広い繊維フィルターを採用、頂部にもフィルターが内蔵される。専用エアフロアダプターとφ60 アルミサクションもセット。吸入気を管長のある純正レイウアトよりも短い距離で、速く効率的にターボに送り込める

 

 

 

これらを装着したトラストのデモカーは、アップグレードタービンが組まれており、ブースト1.3㎏ /c㎡時には180psへ届く。でも、決して高回転重視のパワー番長じゃない。試乗した本庄サーキットのようなショートコースでも、ちゃんと下から性能を発揮する。「2800rpm付近でフルブーストに近い過給が掛かる。そんなエンジン特性なので低いボトムスピードからでもラクに立ち上がれるし、アクセルを踏めば直ぐに加速でき、高回転までその加速力が続く」と木下みつひろテスター。

 

バネレートがF6㎏ /㎜、R4㎏ /㎜のパフォーマンスダンパーTYPE-S、タイヤに215/45R17のRE-12D、OS技研のL.S.D.等の仕様も併せて、当日のタイムは45秒149。35℃超の外気温の中で速さを魅せた。ロングストロークの直噴式エンジンと高風量のタービンを活かすECUのマッピングとともに、新たな吸排気系パーツ装着も好タイムのポイントだ。

 

 

ZC33S 6MT 専用シフトノブが近日発売。トラストがBNR32 などに設定して人気を博した6 速ドグミッション、通称トラ6 のシフトノブがモチーフとなっている

 

 

 

■ トラスト TEL0479-77-30000 https://www.trust-power.com/

 






RELATED NEWS 関連ニュース

  • Amazon特別プロモーション