タイヤに荷重をかけすぎてもグリップしない!? 〜佐々木雅弘選手が伝えるスポーツドライビングの「新」理論〜

2017/08/02 11:14

いままでのスポーツドライビングでは、「進入でのブレーキングでフロントタイヤにしっかり荷重をかけることでグリップが増大し、曲がりやすくなる」というのが通説だった。

 

 

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しかし、「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」の最高峰である「プロフェッショナルクラス」で、数多くの勝利を手にしている佐々木雅弘選手は、この考えは誤解であるという。この通説に縛られて、アマチュアがタイムを伸ばせない原因になっているそうだ。

 

 

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レブスピード9月号のドラテク特集は、この佐々木選手の「新」理論にスポットを当てた。佐々木流のドラテクを身に着けて、ドライビングを上達させてきたジャーナリストの橋本洋平選手(通称:ハッシー)と佐々木選手との対談による10ページのドラテク大特集を掲載している。

 

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ここでは、佐々木選手の速さの秘密を明らかにするとともに、その独特なドラテクを実践して身につけるまでの橋本選手のとまどいや苦労談も紹介。タイムアタッカーやワンメイクレース参戦者に役立つだけでなく、サーキット初心者でも安全に早く上達する方法となるなど、全レベルのスキルを対象に、目からウロコが落ちるヒントが満載の内容でお送りする。

 

 

では、佐々木流の格言をいくつか紹介。

「タイヤに荷重をかけすぎると曲がらない。タイヤにかけられる荷重には限界がある。荷重よりもスピードコントロールを意識すべし」

 

「車速を落として『大舵』でタイヤをねじる感覚を身につけること。このねじれで発生する前荷重でしっかり向きを曲げる」→「そうすれば立ち上がりのアクセル操作は全開への一方通行でコントロールはない」

 

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これらのドラテク理論のほかにも、今回の誌面は、路面の違いによる空気圧やプリロードの掛け方の考えなど、佐々木流のマル秘セッティングも明らかに! とくに、タイヤのセンターリブが斜めに削れてしまうドライバー(理由は誌面にて)は隅々まで読んで欲しい!!

 

 

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http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=9668






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