スバルファン必見のイタリア製のお宝が群馬に!
2014/06/01 08:00
- CATEGORY : コラム
スバルファンならご存知の方も多いと思いますが、コレ、スバルのF1エンジン(だと思われる)水平対向12気筒のブロックです。
これ、キャロッセさんの本社ショールームに、とくに何の説明もなく飾ってあって、訪問する度にしげしげと眺めさせていただくんですが、ちょっとした疑問があります。
ものの本や、ネットで見かける、実際にF1マシンに搭載されていたエンジンのヘッドカバーには、Motori Moderni以外にSUBARUのロゴと六連星のマークが入っているのですが、コレにはありません。
キャロッセの方に訊いても、「ブロックが一部溶けてるから、多分テストで廻したエンジンじゃないかなあ? でもハッキリ分からない。」ということ。
じつはこのエンジンは、キャロッセの創業者である故加勢裕二さんが、さる所かもらってきたものらしく、いまとなっては社内で詳しくしる人も居ないようです。
このエンジンとスバルのF1プロジェクトは、色んな逸話やエピソードがあるようですが、このブロックがここにあるのも、そんなエピソードのひとつですね。
しかしまあ現物を見ると、あまりのデカさにびっくりすると思います。そして素人ながら「コレじゃあダメだよね。」なんて、上から目線で色々想像をかき立てる魅力があります。
キャロッセのショールームには、スーパーGTを戦ったインプレッサなども展示されているのでモータースポーツファンであれば、観光がてら一度訪ねて現物を見るのはいかがでしょうか?
<モリタ>
(問)キャロッセ 群馬県高崎市新保町1664-1 TEL027-352-3578
http://www.cusco.co.jp/ (外部サイト)