S660は大いに期待できる本格スポーツ

2015/03/30 16:01

 ついに発表となったS660。ホンダのスポーツカー魂が注入された渾身のミッドシップスポーツです。すでに試乗したREVの関係者に聞くと、いずれも走りは高評価。5月号で紹介した新型ロードスターもそうでしたが、S660もとても期待できそうなポテンシャルを持ってそうです。
 また驚くのが、S660の開発責任者・椋本さんは26歳の若者ということ。研究所50周年を記念した商品企画コンペでS660を提案したところ、優秀賞を獲り、一躍開発責任者に抜擢されたのです。このホンダの英断もすごいですが、実際にプロジェクトチームをまとめ上げ、S660を世に送り出した椋本さんの熱意には恐れ入ります。
 椋本さんによると、S660がミッドシップにこだわったのは、フロントの軽さがもたらす痛快なハンドリングを実現するには必須であり、開発当初からMR以外は頭になかったと語っていました。ホンダらしい自分たちの創りたいたいスポーツカーができたと、発表会でも語っていた椋本さん、その話を聞いていて一刻も早くステアリングを握りたい衝動に駆られました。
 そのS660ですが、初期ロット分3000台の受注はほぼ完了し(7月頃納車予定)、今後はHPで随時納期等の情報を公開していくそうです。発売当初は人気が集中するので、今契約しても納車は年末になるかもしれません。REV読者で欲しい人はすぐにディーラーに走ったほうが良さそう。ちなみに気になるREV的インプレッションは4月26日発売の6月号に掲載します! お楽しみに!
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